10月2日 秋晴れ 東京ビーガン祭りに行ってきました。
ところは、木場公園。いつか行ってみたいと思っていた公園です。
この風景は、公園の入り口から100m程歩いた場所です。
どこで、ビーガン祭りをやっているんだ??? 見渡しても、さっぱりわかりません。
久しぶりの快晴で、汗ばんできたので、建物に入って尋ねることにしました。
「陸橋を渡った向こう側、すぐだよ。」と、おじさん。えっ、まだ向こうに公園があるの???
かなり広い公園です。
てくてくと歩いて、正面らしきものが見えてきました。
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弊社の事務所があるビル1階の「Veganic to go」さんが出店しているはずなので、ちょっと声をかけようと思い探したところ、行列ができていて・・・。
お忙しいようなので、会釈だけして、他の出店を覗くことにしました。
すると、昔マクロビオティックのお料理でお世話になった森騰廣(もりたかひろ)先生が、一人で座って休憩されているのを発見。15年程前でしょうか、教えていただいたのは。昔の話に花が咲き・・・。
そして、またトボトボと。
お昼を食べようと思っても、どこも列をなしており、グルグル回ったら、枝葉から番茶を作っているテントを発見。お茶好きの私としては、見逃せません。
この日、指導されていたのは、奈良県の健一自然農園・伊川健一さん、35歳。
高校時代に自然農法の福岡正信さんを知り、その後、地元で自然農を実践する川口由一さんと出会い、自然農を学んだそうです。
まず、枝と葉を別々にし、枝から薪火で炒ります。軍手をして大きな鉄鍋に投入した枝に万遍なく熱が回るように撹拌します。かなり熱いようです。参加者の方々が交代でチャレンジされてました。
ゲストで招かれていた中島デコさんも、いっしょに! 手つきも腰つきも、ダントツでした。
昔、デコさんの自宅(ブラウンズフィールズ)を訪れた際、プチ断食や砂浴を体験させていただき、大変お世話になりました。温泉も一緒に入ったこともあり、気さくで大好きな人です。意外なところで、超久しぶりの対面となりました。
ところで、この番茶は「薪火晩茶」という名前で販売されているそうです。
‘秋摘み’と‘冬摘み’があり、「冬摘み」は、いわゆる3年番茶だそうです。寒暖差の大きい奈良県の高原は、ミネラル成分が豊富な粘土質で、おいしいお茶ができる土地だとか。
冬摘み「薪火晩茶」の特徴
●刈り取りは、3年に1度の冬
一般的な緑茶は、刈取りは、1年の内3回。(春、夏、秋)
それに対して、「薪火晩茶」は、冬のみ。緑茶のように新芽ではなく、太陽のエネルギーを充分浴びて育った冬の葉と茎。1度刈り取ると、次の刈り取りまで、3年以上待たなければならない。
●茶樹を丸ごと使う一物全体のお茶
緑茶は「葉」だけ使うのに対し、枝も葉も茶樹丸ごと生かした一物全体に則ったお茶。
茎を7、葉を3の割合にし、陽性寄りにブレンド。
●薪火を燃やし、鉄釜で焙煎、熟成
薪を燃やした炎で、葉と茎を別々に鉄釜で焙煎。半年以上熟成させ、もう1度焙煎。真っ赤な薪火の「火」のパワーを入れたお茶。
苦味、渋みがなく、香ばしさとほのぼのとした甘さで、口中をさっぱりさせるそうです。
この日は、温かいお茶の試飲はなく、残念。寒くなったら、ぜひ飲んでみたいお茶です。
秋晴れの半日、随分と楽しみことができました。
投稿者:高井貴容 更新日:2016年10月4日
今回の「真の健康交流会」のゲストは、ミュージックセラピストの恩田謙氏でした。
(株)KEN企画の代表でもいらっしゃいます。
恩田氏には、弊社・乃木坂ウェルネスルームをワークショップ会場として、ほぼ毎月レンタルしていただいています。
今回は、弊社主催の交流会にゲストとして参加していただきました。
いつもご自身が開催されているワークショップでは、参加者の皆さんのお話をギターを弾きながら、
「○の音に反応しましたね。・・・・」などという問いかけをされています。
そして、それをきっかけに、その人の感情や意識に触れ、共感されたり、コメントされたり、時にはなんらかの問題を解決する方向へと導かれています。
それが、レンタルルームを運営する私たちにも伝わってきます。
ゲストスピーチでは、
●そのようなことが何故できるようになったのか?
●過去にどのようなことを経験されてきたのか?
●ドレミファソラシドの各音階が何を意味するのか?
などについて、お話いただきました。
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通訳を任されたのをきっかけに、集中して傾聴することを学ばれたそうです。
また、エサレン研究所に関与した人との交流や、今は、亡き宮下富実夫氏のバンドのメンバーとしての活動、四国の自然に身を置いて自らの感性が研ぎ澄まされたこと・・・等がベースとなって今のセラピーに至ったそうです。
エサレン研究所といえば、ボディワークや心理療法を学ぶために、世界中からセラピストを目指す人々が集まるところです。
また、宮下富実夫氏は、ヒーリングミュジックの先駆けとなった大物ミュージシャンです。
セラピストとして、素晴らしい人たちとの出会いがあり、ご自身の努力と感性も加わり、独自のミュージックセラピーを築き上げられてきたわけです。
各音階のお話もいただきました。
たとえば、「ラ」の音は「愛」に関係する等。
また、音と五行(木火土金水)の関係についてのお話もユニークでした。
今回は、‘音’に関する活動をされている方が、いつもより多く参加されました。
音叉、オルゴール、クリスタルボウル・・・。
‘音’って、いいですねぇ~。自分を取り戻せるような感覚を受けることが多々あります。
話しは変わりますが━
恩田謙氏は、実は私・高井の高校(岐阜の岐山高校)の先輩であります。
このことが判明したのは、ご縁があってから半年くらい経ってからのこと。
(このシンクロは、何か意味があるはず・・・。)
私は英語は苦手で、ギターも弾けませんが・・・。
共通点は、ウェルネス! その人自身が開花するお手伝い。
恩田氏のミュージックセラピーは、従来の言葉によるカウンセリングやセラピーのみでは、どうしても触れることが出来ない部分に「音」でアプローチして癒すという音楽療法です。
音楽療法と言われるものは多くあれど、恩田氏の場合は、クライアントさんとのお話の中で、ドレミファソラシドの8音中、その人に必要な音をキャッチし、1人1人の為に、個人セラピーの為のオリジナル曲を作曲し、CDや音楽データの形にするというスタイルです。
60兆という細胞の中の病んでいる部分に音を通して癒す
このミュージックセラピーを受けられてから、ビジネスが大きく発展された方なども、いらっしゃるのです。ワークショップの時にお会いしたことがあります。
弊社・乃木坂ウェルネスルームにて、時折ワークショップを開催されていますので、
ご興味ある方は、ぜひご参加ください。
詳しくは、(株)KEN企画さんまで。
http://www.ken-pro.com/
投稿者:高井貴容 更新日:2016年9月30日
甘味料の多くは、カラダによくないというのは、周知の事実。
特に、白砂糖。
白砂糖そのものを食べたり買ったりしなくても、その加工品を食べていたり買っていたりするから、要注意ですよネ。
映画「シュガー・ブルース」は、妊娠糖尿病を告げられた映画監督のアンドレアが、家族と共に砂糖と闘い、砂糖業界の闇に挑む5年間の軌跡を記録したもの。
この映画を観て初めて知った言葉が、「妊娠糖尿病」です。
(以下、映画パンフレット参照)
妊娠糖尿病とは━
妊娠中に初めて発見または発症した、糖尿病に至っていない糖代謝異常のこと。
妊娠糖尿病の現況について━
アメリカでは年間13万5,000件が報告されており、発症率は増加傾向にあり。
主な原因は生活習慣の変化。
たとえば、最初の妊娠の高齢化、デスクワークの増加、糖分や飽和脂肪酸が高い加工食品の過剰摂取、ファーストフードの乱用といった食習慣の変化などがあげられる。
妊娠糖尿病を発症するリスク要因とは━
妊娠中の極度な肥満や糖尿病の家族歴、過去に4,000g以上の赤ん坊を出産した経験や死産の経験がある場合も注意が必要。
アメリカにおいてはアジア系の黄色人種は白人に比べて肥満や食習慣の変化によって受ける影響が大きいとされている。
食習慣のアメリカ化がもたらすリスクは、ないがしろにできない。
妊娠糖尿病の母体への影響━
帝王切開や吸引分娩になる可能性が高い。
流産や早産のリスクが高まり、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症などの合併症を起こしやすくなる。
後に2型糖尿病にかかるリスクが30~60%増加すると考えられている。
最悪の場合、妊娠中に死に至ることもある。
妊娠糖尿病の子供への影響━
巨大児、低出生体重児、先天性奇形、子宮内胎児死亡などのリスクも高くなり、
出生後は、肥満や糖尿病になるリスクの増加、ADHD(注意欠陥多動性障害)をはじめとする発達障害や言語性学習障害のリスクなどがあげられる。
(映画監督のアンドレアが妊娠糖尿病と診断されてから出産した3番目のお子さんは、
映画が完成した時点で言葉を発するくらいの時期なのに、まだ一言も発しないと語られていました。)
映画の中では、
砂糖は、脳の病気(ADHD、自閉症、アルツハイマー型認知症)や心臓病、メタボリックシンドローム、2型糖尿病と診断される人の爆発的な増加だけでなく、ガンにまで密接な関連性があることを示唆しています。
監督のアンドレアが家族ぐるみで砂糖(含:砂糖入りの加工品)なしの生活にこぎつけた際の最大の収穫は、たくさんあると言っています。
・子供たちがおとなしくなり物事に集中してスムーズに取り組めるようになった。
・かんしゃくを起こすことが減った。
・体調を崩すことが少なくなった。(特に子供たち)
・家族でテーブルを囲むことが習慣となった。
映画のパンフレットの後方ページに、砂糖を使わない甘いデザートレシピが紹介されており、「リマクッキング」の本が掲載されていました。気が利きますねえ。
実践するヒントを教えてくれているのは、ありがたいです。
(マクロビオティックのリマクッキングは、私がかつて学んだところでもあり、私が砂糖を絶ったのは、リマクッキングに通い始めた時でした。)
現在、世界の成人の11人に1人が糖尿病で、新生児の7人に1人が妊娠糖尿病の影響を受けているそうです。
ちなみに、日本の糖尿病患者数は、2015年において720万人と報告されています。
糖尿病にならないように日常的に注意するとともに、すでにご自身やご家族などが罹患されているようでしたら、とりあえずは砂糖絶ちをしてください!
★秋には、 「驚愕!糖尿病をお口の中から徹底ケア ~口腔外科医と管理栄養士がタイアップ~」という講座を開催いたします。
是非とも、参考にして下さい。
投稿者:高井貴容 更新日:2016年8月19日