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映画「シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ」

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甘味料の多くは、カラダによくないというのは、周知の事実。
特に、白砂糖。

白砂糖そのものを食べたり買ったりしなくても、その加工品を食べていたり買っていたりするから、要注意ですよネ。

 
映画「シュガー・ブルース」は、妊娠糖尿病を告げられた映画監督のアンドレアが、家族と共に砂糖と闘い、砂糖業界の闇に挑む5年間の軌跡を記録したもの。

 
この映画を観て初めて知った言葉が、「妊娠糖尿病」です。
(以下、映画パンフレット参照)

 
妊娠糖尿病とは━
妊娠中に初めて発見または発症した、糖尿病に至っていない糖代謝異常のこと。

妊娠糖尿病の現況について━
アメリカでは年間13万5,000件が報告されており、発症率は増加傾向にあり。
主な原因は生活習慣の変化。
たとえば、最初の妊娠の高齢化、デスクワークの増加、糖分や飽和脂肪酸が高い加工食品の過剰摂取、ファーストフードの乱用といった食習慣の変化などがあげられる。

妊娠糖尿病を発症するリスク要因とは━
妊娠中の極度な肥満や糖尿病の家族歴、過去に4,000g以上の赤ん坊を出産した経験や死産の経験がある場合も注意が必要。
アメリカにおいてはアジア系の黄色人種は白人に比べて肥満や食習慣の変化によって受ける影響が大きいとされている。
食習慣のアメリカ化がもたらすリスクは、ないがしろにできない。

妊娠糖尿病の母体への影響━
帝王切開や吸引分娩になる可能性が高い。
流産や早産のリスクが高まり、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症などの合併症を起こしやすくなる。
後に2型糖尿病にかかるリスクが30~60%増加すると考えられている。
最悪の場合、妊娠中に死に至ることもある。

妊娠糖尿病の子供への影響━
巨大児、低出生体重児、先天性奇形、子宮内胎児死亡などのリスクも高くなり、
出生後は、肥満や糖尿病になるリスクの増加、ADHD(注意欠陥多動性障害)をはじめとする発達障害や言語性学習障害のリスクなどがあげられる。

(映画監督のアンドレアが妊娠糖尿病と診断されてから出産した3番目のお子さんは、
映画が完成した時点で言葉を発するくらいの時期なのに、まだ一言も発しないと語られていました。)

映画の中では、
砂糖は、脳の病気(ADHD、自閉症、アルツハイマー型認知症)や心臓病、メタボリックシンドローム、2型糖尿病と診断される人の爆発的な増加だけでなく、ガンにまで密接な関連性があることを示唆しています。
 
監督のアンドレアが家族ぐるみで砂糖(含:砂糖入りの加工品)なしの生活にこぎつけた際の最大の収穫は、たくさんあると言っています。

・子供たちがおとなしくなり物事に集中してスムーズに取り組めるようになった。

・かんしゃくを起こすことが減った。

・体調を崩すことが少なくなった。(特に子供たち)

・家族でテーブルを囲むことが習慣となった。

 
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映画のパンフレットの後方ページに、砂糖を使わない甘いデザートレシピが紹介されており、「リマクッキング」の本が掲載されていました。気が利きますねえ。
実践するヒントを教えてくれているのは、ありがたいです。

 
(マクロビオティックのリマクッキングは、私がかつて学んだところでもあり、私が砂糖を絶ったのは、リマクッキングに通い始めた時でした。)

現在、世界の成人の11人に1人が糖尿病で、新生児の7人に1人が妊娠糖尿病の影響を受けているそうです。
ちなみに、日本の糖尿病患者数は、2015年において720万人と報告されています。
 
糖尿病にならないように日常的に注意するとともに、すでにご自身やご家族などが罹患されているようでしたら、とりあえずは砂糖絶ちをしてください!

★秋には、 「驚愕!糖尿病をお口の中から徹底ケア ~口腔外科医と管理栄養士がタイアップ~」という講座を開催いたします。

是非とも、参考にして下さい。

 
 
 

投稿者:高井貴容  更新日:2016年8月19日

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