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バリアフリー演劇「ヘレン・ケラー」




















初めて「バリアフリー演劇」(by東京演劇集団風)なるものを観てきました。​
・耳が聞こえない人たちのために​
手話あり、舞台背面に字幕あり。​
・目か見えない人たちのために​
役者の動きなどを説明する音声ガイドあり。​

  









手話通話者は舞台の端で立って手話に専念するのではなく、
出演者の一人としても演じていたのがなかなかユニークでした。​
開演前の舞台説明(サポート内容、出演者が舞台装置や役柄、衣装を紹介)、
終演後のバックステージツアー(舞台に上がり、演劇に使用した道具に触れ説明を受ける。)の時間があり、
手厚いサポートに感動しました。​
💗あらゆる人がともに楽しめる❜💗
というキャッチフレーズどおり。​

























〈監修〉​
大河内直之 ほか​
・東京大学先端科学技術研究センター特任研究員​
・特定非営利活動法人バリアフリー映画研究会理事長​

ヘレン・ケラー​
三重苦の障害を乗り越え、物に名前があることを知り、人と意思疎通ができるまでになるには、大変な努力を強いられたのがわかりました。
苛立ち、葛藤、喜びがよく表現されていました。素晴らしい演劇です!

今回、ヘレン・ケラー以上に教師であるアニー・サリバン女史が主役であったように感じました。​
‘生きる喜び’ を感じてもらいたいというサリバン女史の強い思いと諦めない指導がなければ、
ヘレン・ケラーは、一生暗闇の中で過ごしていたことでしょう。
女史は、孤児院で育ち、盲学校に通い、自分の世界を確立したということを初めて知りました。​
ほんと、2人とも奇跡の人ですね。​

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ヘレン・ケラーの尊敬した人物として知られているのが、日本人の塙 保己一(はにわほきいち)氏。
7歳で視力を失い、国学者として多くの業績を残した人。​
この人がいなければ、日本に「かぐや姫」とか「浦島太郎」のようなおとぎ話も広まっていなかったという偉業をなした人なのに、あまり知られていない気もしますが・・・。
という私もつい最近まで認識がありませんでした。​

2023年以降に映画ができるようです。​
映画『塙 保己一ものたり』(仮)
こちらも観てみたい!​

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弊社の社名の一部である「Wellnessウェルネス」という言葉には、
自分の可能性を最大限に追及するという意味もあると思って使用しています。
ヘレンケラーたちが成したことは、それの更に上をいっていますね。
「ディープウェルネス」とか「ハイアーウェルネス」にさえ思います。
人の持てる力は、はかり知れない!

 
 
 

投稿者:高井貴容  更新日:2022年3月28日

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