先日、弊社に立ち寄られた60代の女性のお客様がいらっしゃいます。
いつもにも増してお元気でした。
上着を脱がれると、たくましい腕が現れ、ビックリ。
「力を入れているんですか?」とおたずねすると、
「力は入れてないですよ。」との答え。
全体的にはスリムな体型の方なのに、筋肉がしっかり発達していて決して華奢ではないボティにはアッパレ!
お話によると、時折「駐車場の案内係」のお仕事をしていらっしゃるとのこと。
暑いのに、よく頑張られるなあ~と感心して聞いておりました。
案内用の棒を振っているから、腕が引き締まってきたらしいです。
お仕事の際の愛用品は、弊社取扱商品の「アルファースリームのサポーター」とのこと。
パンツスタイルの中に着用。
私も冬は、パンツスタイルの中(スネの部分)に着用しますが、さすがに夏はしていません。立ち仕事の際に着用されると、1日の終わりに浮腫みが少なく、とても快適だと言われていました。
60代くらいになると、体力のある人と、いやにお年を召された感じのする人と分かれ道になるかと思います。日々の健康管理が大切ですね。
投稿者:高井貴容 更新日:2013年7月26日
分子栄養学の清水先生の講演は、昨年に引き続き今回で2回目。
■血管年齢の測定
今回は、血管年齢を測定する機器をお持ちいただいたので、お話の始まる前に測定からスタートしました。(この機器は、血管の弾力から血管年齢を測定するものです。)
弊社では、毛細血管を観察できる顕微鏡があり、毛細血管の形や血流を皆様によく見ていただいていますが、こちらで有る程度、良好と思われる人でも弾力に乏しい人がいたり、状態があまり芳しくなさそうに見えても弾力はあったりと測定機器の違いにより見識に相違があることに今回、大変驚きました。
血液、血管というのは、トータルで見ると、いろいろ分かってくるものだと感じました。
(時間の関係上、私は測定できなかったのがちょっぴり残念。)
参加者の中には、実年齢より若くて、喜んでいる方もいらっしゃったし、逆の方もいらっしゃいました。
先生が過去に測定された方の実例等をお話いただきました。
実年齢 血管年齢
8歳 45歳 ・・・朝食はいつもパン、ハム、トースト
22歳 64歳 ・・・夜食にラーメンをよく食べる
68歳 35歳 ・・・背筋が伸びていて、シャキッとしている。
血管年齢には食事が大きく関係しているわけですね。血管年齢が若い人は、見た目も若くハツラツとしているわけですね。
■健康診断の数値の解釈 & 食事
健康診断で表記される数値についてもいろいろ見方をおしえていただきました。
印象に残ったのが、肝臓の数値。
GOT タンパク質を分解してアミノ酸をつくる酵素
GPT 〃
γ-GTP 解毒作用に関係している酵素
GPTやGPTの数値が正常値であっても、例えば20と35というように差があれば、良質なたんぱく質をとっても栄養にはならないそうです。そのような人は、ビタミンB6の摂取を心掛けた方がよいとのこと。
γ-GTPについては、正常値といわれている範囲にあっても、「18」くらいが皮膚・心臓・目もベストな状態を保てるとのこと。
また、総タンパクについても、正常値の範囲であっても、7.0を切ると要注意。7.5くらいが精神的にも安定している状態とのこと。この数値が低い人が野菜ばかりを食べているともっと減少してくるとのお話もありました。
ベジタリアンが増えてきている傾向があるように思いますが、自分の状態を把握してなんらかで調整する必要がある人がいるのかもしれません。
健康診断で「A」評価が付くとつい安心してしまいますが、細かく見ると、体質によって食べ物を工夫する必要がありそうです。
上記以外に、喘息と薬の関係、肺がんの治療の順番、貧血について、コレステロールのお話、甲状腺ホルモンのお話、アレルギーのお話など、盛りだくさんでした。
皆さんにご記入いただいた食事等に関するアンケートについてもコメントをいただきました。
一般に、緑黄色野菜がよいと推奨されるきらいがありますが、淡色野菜も重要であると強張されていました。
特に、「生のキャベツ」。
大豆類や海藻類、きのこ類、お魚などの摂取の仕方についてもお話がありました。
アンケートによる集計で、食事が30点の人と、-20点の人がサプリメントを飲んだら、まったく効果の現れ方が違うとのことでした。
よく、‘○○のサプリは、私にはあまり効かない。’という人がいますが、自分の食事や体質を見直してみる必要がありそうですね。
■サプリメントのお話
後半は、良質なサプリメントの見極め方についてお話いただきました。
コンドロイチンとグルコサミンの違い、亜鉛と銅のバランスについて、原料費、カプセル、包装のお話など。
酵素のサプリメントについては、たんぱく質を分解する実験、油を分解する実験、をしていただきました。
酵素サプリメントの意味 (体内に消化酵素と代謝酵素が存在します。)
消化酵素を補うことによって体内の消化酵素の消耗を少なくし、その分、体調不全や美容に代謝酵素に回す。
弊社PMC事業部では、清水先生ゆかりの
「アルファーリバース」と「アルファーエンザイム」のサプリメントを取り扱っております。
「アルファーリバース」は体内で水素の働きをし、「アルフアーエンザイム」は酵素の働きをします。
http://www.pmc-tokyo.jp/124.html#globalnav
http://www.pmc-tokyo.jp/7697.html#globalnav
サプリメントも開発される清水先生から、改めて開発の秘話、苦労、作り手のこだわり等をお聞きし、貴重で良質なものを取り扱いをさせていただいている ことに感謝した次第です。
■人気の清水先生
お帰りを急ぐはずの清水先生だったのですが、講演の後にご質問が多く、皆さんの熱意に応えて1時間も余分に延長して下さいました。(会場の借時間も延長しました。) 今まで、いろんな講演を主催してきましたが、こんなことは初めてです。
清水先生の濃厚なお話に耳を傾けていると、この先生だったらどんな質問にも答えてくれるという信頼の気持が生まれてくるのです。なかなかお帰りにならず先生の周りに集まっている皆さんを拝見し、驚くとともに、納得できる光景でした !
投稿者:高井貴容 更新日:2013年7月13日
6月30日に齋藤道雄先生の講演を開催いたしました。今回で4回目です。
もうブログでの報告はいいかな、と思っていたのですが、「先日参加したかったんですけど、私用が重なってしまって・・・。いかがでしたか? お食事会などもあったんですよね。」などと最近、声をかけて下さる方もいらっしゃり、記念に講演風景写真もとったことだし、遅くなりましたが報告させていただくことに致しました。
今回、前3回と大きく違ったのは、歯科衛生士さんお2人に来ていただき、お口の中を専用機器で測定していただいたことと、交流会を兼ねた食事会を兼ねていたことでした。
■お口の中の健康チェック
・口臭検査
・ストレス検査
・唾液の分泌検査
これらのチェックは、普段歯科医でもなかなかしていただけないものなので、人気がありました。(希望者のみ測定)
口臭検査は、息を吐いて測定。ストレス検査と唾液分泌検査は、唾液を測定するもの。
私は、ストレス検査と唾液検査をしていただきました。講演会前1週間、かなり忙しく疲れていたせいか、ストレスは高い数値を示しました。ちなみに、ストレスが「0」というのは、認知症の症状に類似するとのこと。
唾液の分泌は、今回は「中」程度。(正常)。以前測定していただいた時はかなり乾燥しており、この乾燥が私の口の中のトラブルを招いているのだ ! と、原因がわかるとともにショックを受けましたが、今回の測定でちょっと安心しました。
全体的に、参加者の皆さんは良好な数値を示したというコメントを歯科衛生士さんからいただきました。
■齋藤先生からのお話
今回は、歯のとっても基礎的なこと、中高年以降に現れややすい口腔内のトラブル等についてお話をお聞きしました。
・歯の表面は、鉄よりもダイヤモンドよりもガラスよりも硬いのに、甘いものでとけてしまう。 (人間の体ってすごいものを作り出してくれるんですね。大切にしなければ。)
・卑弥呼の時代は、現代人の6倍も噛む回数が多かった。 (消化を良くするためにも、唾液を出すためにも、よく噛まなければ。)
・自分の歯でかむ力を100とすると、総入れ歯の場合は、20%程度。 (いつまでも、スルメや硬いおせんべいをおいしく食べたいものです。)
・8020運動 80歳になっても20本以上自分の歯を保とう!
平成元年 6%→平成20年代 23% (これは、意外でした。この仲間入りをしましょう!)
・タバコ1本で25~100mgものビタミンCが破壊される。 1日に必要なビタミンCは、100㎎。 (タバコ1箱じゃなくて、1本でこなに破壊されてしまうんです。怖い~。)
・東南アジアでは、幼児の喫煙習慣がある地域があり、歯茎にメラニン色素沈着が見られる。 (写真を見せていただきましたが、唖然としてしまいました。)
・歯周病は、口の中の骨粗鬆症。最初に溶け出すのは、あごの骨。 (日本人の多くが骨粗鬆症ってことですね。)
・骨粗鬆症の薬を飲んでいる人は、歯を抜いた後の治りが悪い。 (薬の常用は要注意ですね。)
・歯周病菌は、血液の中でも生きられる特殊な菌。 (全身を駆け巡ってしまうと、いろんな弊害が・・・。)
・歯周組織強化のために、ビタミンCとAが必要。 (サプリメントに頼りすぎず、食べ物にも留意したいものです。)
・リンゴをかじって血が出る⇒白血球が戦って血が出る リンゴをかじっても血が出ない
⇒タバコを吸う人、ニコチンが防衛力を阻止して戦わずして血が出ない。 (血が出ないからといって、安心はしていられません。)
・唾液が出にくい患者さんには、催眠で誘導。 (口の中に井戸があって、ポンプを押すといっぱい水があふれ出てくると誘導。
なるべく薬を使わない治療を心がけていらっしゃいます。)
今回は、特に骨粗鬆症や糖尿病と口腔内の健康との関係、口腔ガンなどの患者さんの事例を深~く説明していただきました。
また、善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスのお話、バイオジェニクス・プロバイオティクス・プレバイオティクスについても詳しくお話いただきました。
いつものことながら、多くの臨床事例のお写真を見せていただき、医療現場の様子がよくわかりました。
できたら、お世話にならないよう、お口の中の健康を保ちたいものです。
■プチパーティー
講演の後は、会場のつぷつぷカフェのお料理を楽しみました。
この日、初めて出会ったフラメンコダンサー&パントマイマーと円舞をたしなむ空手の達人のお2人の即興パフォーマンスを拝見。打合せをしたかのような素晴らしい動きに感激!
弊社・代表の片平は、趣味のマジックの腕をあげ、こちらも披露。
実は、片平のマジックの師は、講師の齋藤先生。当日は、ご披露いただけませんでしたが、またの機会に・・・。
この日、面白い出来事がありました。
とある歯科医師の方が齋藤先生に質問をされていたので、その後、私が齋藤先生に「先ほどの方は、歯科医の先生です。」とお話したところ、「同業者だって挨拶されたから、マジシャンだと思ったんだけど・・・。」と本気で言われていました。(笑)
齋藤先生は、こんなユニークなところがある先生で、いつも楽しくお付き合いさせていただいています。
投稿者:高井貴容 更新日:2013年7月12日