先日、FOS統合医療研究会主催の「O-リングテスト」研修会に参加しました。
メインの講師は、歯科統合医療の第一人者である福岡明先生と、ご子息の福岡博史先生。参加者は、歯科医の方々以外にも、O-リングテストにご関心をお持ちの方々。弊社からもお客様にご案内差し上げておりましたので、10名程の方が参加されていらっしゃいました。会場はいっぱいでした。
講義の後は、実習の時間。
多くの参加者がいる中、私は福岡明先生に直接O-リングテストをしていただくことができました。その時に、Oを作っていない指がたまたま天井の照明を向いており、O-リングテストの反応が正確に出ないケースを自らやらかしてしまいました。すぐ、正しくやり直すと、結果に差が出ました。どうやら私はOを作っていない指を伸ばしてしまう癖があるようです。(注意事項のひとつに、‘O-リングで使わない指を軽く曲げる’という事項があります。)
電磁波というのは、こんな場面でも人体に影響を与えるものです。
歯科医では、電磁波の影響を受けないように、床にアルミホイルを敷くなどしてO-リングテストを実施しているところもあるようです。
歯科医でO-リングテストを実施されているところは、歯に使用する金属や麻酔などの適合を調べたりするのに、西洋医学の分析結果の補佐としてその結果を重視されているとのことでした。とはいえ、O-リングテストの結果で選んだ治療法は、多くの場合患者さんの体への負担を減らし、最良の治療をするのに役立っているようです。
福岡博史先生の場合、被験者(患者)さんが緊張しすぎたりしてO-リングがうまく出来ないケースを想定して、助手の人を介して、間接法でやられているというお話をお聞きしました。
実際、私もアルファースリーム整体の実施前にO-リングテストをやろうとすると、お互いの感覚をつかむまで、少しお時間がかかる方がいらっしゃいます。(どの指が適しているか、どのくらいの力が適切なのか) 確かに、慣れた人を挟んで検査する「間接法」を採用するのは、治療時間を効率的に使う方法でもありますね。
歯科の分野でも統合医療を実施されている医院も増え、O-リングテストを活用したり、なんと、足裏マッサージなどもされたりするところもあるようです。足裏マッサージは治療に入らないので、サービスでされているそうです。マッサージ機を使ったり手で施術したり・・・。患者さんの歯の痛みが和らぐことがあるそうです。リラックスにもいいですね。
福岡明先生のお知り合いでどこに行っても頭痛・肩こり、皮膚病が治らない30代の女性がいて、部屋の写真を撮ってきてもらい、そのところどころをO-リングで調べたところ、ロッカーの棚の上に原因があることが判明したそうです。そこには、学生時代に使っていたラケットがあり、かなりカビが生えており、それを捨てたら体調不良が治ったというお話をお聞きしました。O-リングテストの精度もかなりのものですね。でもそれは、熟練された福岡先生だからこそなのでしょうね。
4時間にも及ぶ研修会は、あっという間に終わりました。
改めて学んだO-リングテスト、簡単なようで難しい。難しいようで、お手軽。
正しいスタイルに慣れ、数多くこなすことが習得の秘訣のようです。
投稿者:高井貴容 更新日:2012年2月10日
寒い毎日が続きますが、カラダを冷やさないよう防寒対策されていますか?
「アルファースリーム」の寝具類、温熱シャツ、温熱スパッツなどを活用されるとともに、いろいろ工夫しましょう!
上半身は冬物を着てしっかり防寒していても、意外と下半身や足元は1年中同じような格好をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
足は心臓から一番遠い場所なので、血行が悪くなりがちです。しっかり意識して温めましょう。「足浴」も気持ちいいです。
わたしの場合、上半身は下着の重ね着、下半身も重ね着をしています。
●スカートスタイルの時
・タイツの2枚重ね+5分丈スパッツ
or
・タイツ+膝にサポーター
●パンツスタイルの時
・スパッツ
+レッグウォーマー代わりにサポーター
+靴下の重ね履き
●机の上で作業をしている時は、
足元に湯たんぽ、膝かけ
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そして、手には指なし手袋をしています。
●カイロ、湯たんぽ等もうまく取り入れて、
体を冷やしすぎないように気をつけましょう。
投稿者:高井貴容 更新日:2012年1月25日
2012年がスタートし1週間がたちました。皆さんは、どんなお正月を過ごされ、どんなスタートを切られましたか?
さて、本日は、今年になって私が初めて読んだ本をご紹介します。
それは、 『お坊さんが教える こころが整う掃除の本』。妹の読みかけの本でしたが、ちょっと拝借しました。
読み終わった心境 ⇒ 心が洗われる思いがしました。
本書には、具体的な掃除の仕方、洗濯の仕方、あると便利な道具、心と身体の掃除に至るまで、実に丁寧に簡潔に書かれています。
曹洞宗の修行道場では、言葉を発してはいけない3つの場所を三黙道場と言うそうです。厳しいですねえ~。
三黙道場 ⇒ 僧堂(座禅・食事・睡眠を行う場所)、浴司(よくす 風呂)、東司(とうす 手洗い)
この三黙道場に共通するものは、イノチの基本である「水」です。そのイノチの基本が住まいの中で循環する場所が、「食堂」「お風呂」「手洗い」。水が身体に入り、循環し、出て行って、また自然に還っていく。そういうイノチの流れを意識するきっかけになる場所だからこそ、とりわけきれいにし、修行するのだそうです。
禅寺では、食事が終わったら器にお湯を注いで清め、そのお湯を飲み終える頃には食器はきれいになっているので、布巾で水気を拭き取り、食器洗いをしないとのこと。ECOですねえ。
永平寺の修行僧は、手洗いでスリッパを履くのではなく、脱ぐそうです。そのくらい、きれいにするということですね。さすが、極めてます !
以前、テレビに出ていたタレントさんが「母から、水周りはいつもきれいにしていなさい!と言われて育ちました。」と言っていたのが今でも印象に残っています。仏教の教えが、根底にあったのかもしれません。
本書の中には、道元禅師の教えも紹介されています。その一つが、なんと、歯磨きの作法について。短い詩偈(しげ)を唱えてから、歯の上や裏を磨くがごとくとぎ洗うべし ! 歯の間、よくかきそろえ、清く洗ふべし ! しこうしてのち、舌をこそぐへし !
日々の暮らしの一挙一動が、こころをつくっていくからこそ、細かな教えがあるのでしょう。
単純なもので、本を読み終わり、さっそく、流しと洗面所とトイレとお風呂の掃除にとりかかりました。
今まで、何冊か掃除本を読んだことがありますが、こんなにスピーディーに実行したことはありませんでした。 今年は、いつも後回しになっている掃除がはかどりそうな予感がしています !
著者は、浄土真宗の松本圭介僧侶。
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煩悩を掃き清めるように、ちりをのぞく。 執着をそぎ落とすように、汚れを磨く━。 シンプルな暮らしと、自分を見つめる時間。その中で一瞬一瞬を丁寧に生きること。 それは、われわれ僧侶のみならず、忙しい今を生きるすべての人に必要なことかもしれません。
松本僧侶は、お寺カフェ「神谷町オープンテラス」を運営している若いユニークなお坊さん。一度行ってみたいものです。
投稿者:高井貴容 更新日:2012年1月9日