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先日、神奈川県にある「あーすぷらざ」に行ってきました。

目的は、映画を観るためだったのですが、壁にアピールしてあった「ワンガリ・マータイ展」が気になり、展示室に入ってみました。
何より私を引き付けたのは、その笑顔でした。

 
ワンガリ・マータイさんの紹介(チラシより)

ケニア出身の女性環境活動家。植林活動を通じて社会を改善しようと1977年にグリーンベルト運動を創立。
2004年、環境や人権に対する長年の貢献が評価され、ノーベル平和賞を受賞。’だと紹介されていました。
「もったいない」という言葉に感銘を受け、日本語のMOTTAINAI(もったいない)を世界に広めようと活動を行った。

最初、そのお名前にピンとこなかった私ですが、MOTTAINAI(もったいない)というフレーズを見て、思い出しました。

「もったいない」という日本語は、資源の有効活用3Rを一言で表し、更にかけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)という意味が込められていることを知った女性が、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めようと、MOTTAINAIキャンペーンがあったのを過去に見聞きしたことがありました。

Reduce(ゴミ削減)
Reuse(再利用)
Recycle(再資源化)
 
日本では、「断捨離」がブームとなり、不要な物を捨てて、少ないもので暮らすのを美徳とする風潮が蔓延してきました。
捨てることに重点が置かれがちですが、
ここで忘れてはならないのが、少ないものを丁寧に使う!ということですよね!!!
捨てる時も、ただゴミ収集に出して終わりではなく、できだけ再利用できる形を考える必要がありますね。

 
マイバック、マイ箸、マイボトルも広がっていますが、ペットボトルの飲物がどこに行っても販売されており、つい買ってしまいがち・・・。
せめて、自宅で飲むお水はペットボトルのお水ではなく、浄水器から取水したお水に変えたいものです。

買い物をする時は、本当に必要なものなのかどうか見極める感覚をつけなければ・・・と改めて痛感しました。

投稿者:高井貴容  更新日:2015年10月4日

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「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」という映画をご存知でしょうか。

第一番が完成したのが1992年、そして今年2015年には第8番が完成しました。

映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』は、「“母なる星地球(ガイア)”は、それ自体が一つの大きな生命体であり、我々人類は、その大きな生命体の一部分として、他の全ての生命体と共に、今、ここに生かされている」という基本コンセプトとした映画で、毎回、大自然とともに生きる人々が登場します。

 
●第8番
私が第8番を観たのは、今年の5月。
自主上映がスタートする7月が待ちきれなくて、都心に住んでいながら、1時間も電車に乗って観に行きました。
第8番のテーマは、「樹━樹の精霊に出会う、樹の精霊の声を聴く、心に樹を植える」。
一番印象に残ったのは、ヴァイオリン製作者の仲澤宗幸さん。
海外のヴァイオリンの修理の依頼もあるそうです。ひとかけらの樹の破片をも無駄にせず、大切に復元されるという技術と思いは、職人さんならではですね。
奥様の仲澤きみ子さんは、ヴァイオリニスト。明治神宮での奉納演奏の風景は、感動的でした。
私はいつも明治神宮で乗り換えて通勤しています。こんな神聖な場所を毎日通っていることをすっかり忘れていました。

 
映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』の美しい映像をさらに引き立てるのは、バックミュージックです。第8番には、懐かしいリラ自然音楽が流れてきて、これまたびっくり。私がかつて歌を歌ったり聴きに行っていたその音楽なのでした。

はるかな木よ
http://lyra-voice.jp/products/cds/cd-harukanakiyo.html
 
 ●第1番
先日、見落としていた第一番をやっと観ることができました。(第2番から第8番までは観ました。)

あらかじめ、あらすじを読み楽しみにしていたのは、アイルランドの歌姫エンヤさん。
どんな環境の中で、あのすばらしい音楽・歌が出来上がったのか、興味がありました。
そこには、自然のすべての現象に神が宿ると信じた古代ケルト民族の宇宙観が宿っていることを知りました。日本の神道に通じるものがありますね。

エンヤさんの澄んだ瞳と、深くブルーがかった(?)黒髪に魅せられました。

映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』は、第7番までで、延べ240万人の観客を動員したそうです。

今では、最新作の第8番も、各地で上映されるようになりました。

http://gaiasymphony.com/
 
ガイアの美しい自然と、自然とともに生きる人々の精神性に触れると、小さな自分を忘れ、心が洗われる思いがします。

投稿者:高井貴容  更新日:2015年9月26日

 
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キャンセル待ちが出るほどの人気、岡本よりたかさんの講演「あなたの台所にもある遺伝子組み換え食品」が、先日終わりました。

開演30分前に、岡本氏、参上。私は初対面。
スラリとして、帽子をかぶっているお写真のままのご本人、すぐにわかりました。
挨拶の後、弊社の商品棚を眺められていました。翌日からイベント出展するため寝具類はすべて持ち出しておりましたが、その他小物は棚にあり、「森のなかま(松の樹液)」に興味をもたれたようでした。
自然を愛する人ならではですね。

 
映画『いのちの種を抱きしめて』
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さて、今回は、まず映画『いのちの種を抱きしめて』の上映からスタートしました。

この映画は、インドの女性科学者であり、環境活動家のヴァンダナ・シヴァに焦点をあてたドキュメンタリー映画で、
地球の未来のために、グローバリゼーションや遺伝子組み換えを回避すること、ローカリゼーションや生物の多様性の大切さを訴えています。

印象的だった言葉━

「ナイロンの服を買えば、金持ちの高級車に代わり、手紡ぎの服は、貧しい親子の食事になる。」
「森は木の製造工場ではない。水の源である。」
「牛の中には、私たちがずっと生きていくために必要なものが全て揃っている。牛糞はバイオガスとして使える。牛さえいれば石油は不要。石油戦争も気候変動もなくなる。この美しい生き物に、すべての環境問題の答えがある。」
「最高の抵抗は、深い愛情から生まれる。木を愛するから木を抱きしめる。伐採業者と闘うのではない。だから私は、を抱きしめる。」
ガンディーの思想を受け継いでいるんですね。
ヴァンダナ・シヴァは、優しく逞しく暖かく聡明な女性です。開拓していく男性の逞しさとは異なる、生活を守っていく女性の逞しさを感じました。

 
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●岡本よりたか氏『あなたの台所にもある遺伝子組み換え食品』
冒頭に、映画に登場したヴァンダナ・シバさんをはじめとする環境活動家の方々の紹介がありました。
元・TVディレクターであった岡本氏自身も、現在は農業をする傍ら、環境活動のため全国を講演に回っていらっしゃいます。
「遺伝子組み換え食品」の情報開示が非常に少なく、私たちは知らぬ間に口にしているという事実を、様々な資料を提示して、お話いただきました。

・日本に入ってきている「遺伝子組み換え食品」

・「遺伝子組み換え食品」にまつわる健康被害

・「遺伝子組み換え食品が、なぜ考えられるようになったか

・「遺伝子組み換え」の実験グラフの実態

・食品表示の実態

 
印象的だった言葉━

「遺伝子組み換え食品を完璧に避ける生活は難しい場合に大切なのが、自分自身の免疫力を高めること、排毒能力をつけること。」
「世の中が食料危機になっても、自給自足てぎれば、大丈夫。無農薬・無肥料の自然栽培をお勧めする。」
「経済的に裕福な暮らしをしている人と比べれば、自分の農業を始めてからの収入は少ないが、とても幸福である。」
「インターネット上には偽りの情報も真実の情報も混在しているが、テレビや新聞より真実の情報がある。」
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岡本氏は、内海聡医師と共著で『不自然な食べ物はいらない』の本を書かれています。
まだ、読んでない方は、ぜひご覧になってみてください。

 

 
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岡本氏のお話のあとは、岡本氏が山梨で栽培している無農薬・無肥料の小麦を使ったパンとトマトで、お茶会。
恵比寿にある「空と麦と」で買ってきました。

 
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春には、「自然栽培」のセミナーをお願いできたらと思っています。

今回のイベントは、‘環境と食’ に関心の深いNさんが提案してくれたものです。岡本氏と縁をつないでいただいたことに感謝します。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2015年9月11日

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