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昨日、曇り空の中、山梨県へ行ってきました。
楽しみにしていたナード・アロマテラピー協会の農場見学です。
この場所では、ハーブウォーターにするハーブを栽培しています。

  

事務所前の庭でもハーブを栽培しており、ユーカリの樹が何種類もありました。
まずは、伐採されたユーカリ・ラジアタの小枝から葉を取り去る作業からスタート。
お手本を見せてくれた男性社員は、素手でシャッシャッとすごい早さで作業していきますが、私たちはなかなか進まず・・・。


  

いよいよ、山の上の農場見学。車で20分程かかりました。山道を少し歩くと、農場がありました。もう既にほとんどのハーブが開花時期を終えた状態でしたので、華やかな景色ではありませんでしたが、山の傾斜面に緑の濃い葉をつけているハーブたちが待っていてくれました。

  

ローズマリーがたくさん。スーパーで見かけるローズマリーに比べると、枝がしっかりしています。
「オイルにつけるといいですよ~。」というお話。先月咲き誇っていたと言うラベンダーがまだ少しありましたので、少々採取させていただきました。ゼラニウムには手をつけず。

 


次の農場へ移動。5~6月に摘み取ったというローズの樹を眺めながらその上にある平地へ。
上の写真がローズです。来年の5月までピンクのローズはおあずけ。しっかりパワーを蓄えてね。
ここには、いろんな種類のハーブが植えてありました。
タイム・マストキア、タイム・ブルガリス、ローレル、ブラックマロウ、ワイルドストロベリー、カモマイル・ジャーマン、エキナセア、スペアミント、ゆず、ユーカリ、ツーヤ、そして私が精油でよく使うサイプレスの樹も。まだまだ実験中のものがたくさんあるようです。

 
 

今度は蒸留の見学です。ふつうは、精油を蒸留する時に副産物として出るのがハーブウォーターで、それも価値があるから販売している会社が多いのですが、ここではハーブウォーターを蒸留することを目的に蒸留しています。(もちろん、精油もとれます。)
通常は、この蒸留室には入れないそうです。私たちは勢いのあるエアーをカラダに噴射されて、ほこりなどを落としてから入室。この日は、5ℓの釜で、ユーカリを蒸留する工程を見せていただきました。

事務所に戻り、ハーブウォーターや精油のお話を聞きました。

 

お土産は、ユーカリのハーブウォーターとこの日手作りしたルームコロン。そして、ハーブたち。ユーカリ、ローズマリー、ラベンダー、ミント、レモンバーム、拾ったカリン、栗。何に使うかまだ決めかねていますが・・・。ハーブティーにする、お風呂に入れる、ドライフラワーにする、インフューズドオイルを作ってマッサージ、蒸留水を作る、オイルに浸けて食す・・・。しばらく楽しめます。

出来上がったハーブ商品もいいけれど、実物大のハーブに触れ、ハーブたちの生命力をいただければ、こんな贅沢なことはありません。

この日は、盛りだくさんの内容でとっても満足 !
また、違う時期に訪れてみたいと思います。

投稿者:高井貴容  更新日:2013年10月20日



東大に行ってきました!

「日本統合医療学会」と「日本歯科東洋医学会」が合同で主催した「日本催眠学会学術大会」に参加するためです。

今回のメインテーマは「医療におけることばの力を探る」。

私が特に聴講したかったのは、先日弊社でも講演していただいた川嶋朗先生の「医療の究極は催眠?」と招待講演である宮崎ますみさんの「寄りそいの技術~内なる神を見据えて」、そして弊社取扱商品のメルソでお世話になっている齋藤道雄先生の「歯科領域における催眠効果の検証」。



 
小雨の降る中、東大の赤門を初めてくぐり、広い敷地内にびっくり。道幅もゆったり。私が通っていた大学とは大違い。レンガ造りの趣のある建物がいくつか並び、校内地図を持っていたにもかかわらず、目当ての場所が分からず、ウロウロ歩きまわり辿り着きました。会場は「東京大学医学部 総合中央館(図書館)」。

■     川嶋朗先生「医療の究極は催眠?」
統合医療についてのお話を伺ったあと、この日のテーマである催眠についてお話されました。もともと川嶋先生は、患者さんとよくコミュニケーションをとられる先生だと著書や講演を通して認識しておりました。1時間も患者さんの症状や生活習慣など聞かれるそうです。

西洋医学の検査結果や話の中で病状の原因がつかめない時、催眠技法を使われるそうです。そうすると、潜在意識の中からヒントとなる事柄が出て来て、その意識に気付かせたりその意識を転換させることによって肉体が元気になることがあったという事例をお話して下さいました。西洋医学ではできない処方ですね。
西洋医学のお医者様がこんなことまで勉強され、実践されていることに驚きました。

■     宮崎ますみさん 「寄りそいの技術~内なる神を見据えて」


女優でありながら、ヒプノセラピストとして活躍されていることは、雑誌等で拝見していたのですが、お話を聞くのは初めてでした。本当の自分を知るためにインド哲学を学び、瞑想をよくされていたとのことです。瞑想を繰り返すうち、いろんな情景が見えるようになったそうです。そして、潜在意識の中のことが現実によく起きるようになった・・・。ヒプノ(※)をやるようになってから自分の内なる声が受け取りやすくなったとも言われていました。(※ヒプノ:潜在意識を活用してストレスや感情をマネジメントする技法)ご家族やご自身のガンという肉体的・精神的苦悩を通して、更にステップアップされていったご様子もうかがいました。

現在では、ご自身の今までの経験を生かして多くの方に役立ちたいとの思いで米国から日本に戻り、ヒプノセラピストとしてご活躍です。

特徴のあるものとして「未妊セラピー」のお話をお聞きしました。身体的に元気で赤ちゃんがほしいと思っていても、なかなかできない人のヒプノセラピーをされているのですが、これまた潜在意識でストップをかけている別の人格がいて、その自分(人格)を解放してあげると妊娠することができたという事例をお聞きしました。

お目にかかるまでは、すっごくナイーブで静かな方だと想像していたのですが、実際はとっても明るくて、笑顔の絶えない素敵な女性でした。

 ■     齋藤道雄先生 「歯科領域における催眠効果の検証」
ストレスや抜歯で、口が大きく開けられなくなった人には「笑いっこ暗示法」、舌痛症や味覚障害などの患者さんには、舌の機能が整列して整ったような絵を見せて、イメージで誘導していく方法、口腔乾燥症の患者さんには、井戸の絵を見せて、唾液がたくさんでるように誘導してイメージしてもらう方法、その他白隠禅師の軟酥(なんそ)の法、グーパー法等の弛緩法を駆使して、治療効果をあげていらっしゃいます。

治療中も治療後も、患者さんに声掛けをしていらっしゃいます。専門用語で傾聴、支持という言葉で説明されていました。

また、患者さんが治療に集中しすぎないよう(歯科治療の心配や恐怖心軽減)、注意を分散させるため、診療室の装飾を配慮されていらっしゃるとのことでした。思い起こせば、私が治療のため通院していた時、壁にかかっていたカレンダーやメッセージ、風景写真などが目に入り、よく話題にさせていただいてました。それも気遣いであり、催眠療法のひとつだとはつゆ知らず・・・。

より身体に優しい治療を実践されています。
ちなみに齋藤先生の口腔外科手術の技術も高く評価されています。

★潜在意識★
この日、多くの医療従事者の方々からお話をうかがいました。皆さん、潜在意識の持つ影響力やパワーをとても重要視されていらっしゃいました。
統合医療で有名な東大医学部・名誉教授の渥美和彦先生よりお話もありました。
「催眠と言うのは、患者を正常な状態ではない状態に持って行き治療するということなので、それは医学としては邪道です。しかし、その状態で治療出来てしまうと言うことは正当な医学でもあるといえます。」というお言葉を聞きました。人間をホリスティックにとらえるお医者様が増えることを期待したいと思います。

宮崎ますみさんのお話の中に「クリティカルファクター」という言葉が何度か出てきました。クリティカルファクターとは、顕在意識と潜在意識との間のフィルターのようなものですが、その働きを緩めると潜在意識にアクセスしやすくなるといわれています。本当の自分を知り、可能性を追求していくのにも大切なことだと改めて感じました。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2013年10月11日



1ヶ月程前、ひょんなことから「ナマステ・インディア2013」というイベントが開催されることを知りました。それも日本最大級インド・フェスティバルと表現されており、好奇心旺盛の私は出かけてみることにしました。
会場は、東京・代々木公園。天気も良く、程良い気温で、気分爽快 !

 

ゲートをくぐり、まず賑やかな舞台の方へ向かっていき、しばしの間ダンス観賞を楽しみました。踊っている女性たちが楽しそうだから、見ている方も楽しい気分になります。南の人たちって、本当に開放的 !    自分もそんな気分に浸って歩き始めた時、「ヘナ・アート」の看板が目につき、思わず「お願いしま~す。」と声が出ていました。

 
 

「ヘナ・アート」は、「メヘンディ」ともいい、見た目は刺青です。
しかし、それはいわゆるヤクザさんがするものとは違い、「ヘナ」という植物の粉を水に溶かして肌に模様を描き染めるもので、2週間程で消えてしまいます。
本当は、肌を露出する夏にすると素敵なのですが、露出狂ではない私としては、どの季節でも問題なし。(上の写真は、私の腕です。)

「一番小ぶりな模様だと、お時間どのくらいですか?」
「5分くらいです。」
びっくり。そんなに早く描けてしまうんだ、ベテランだなあ~。(販売されていた本に、この方も掲載されていました。)

初めてなので、体験として、一番お手軽なタイプをお願いすることにしました。
あまりに短い時間なので、模様プレートのようなものを使用するのかと思いきや、全てフリーハンド。お見事 !

描き始める前に質問がありました。

「願い事は何ですか?」
こんなこと聞かれると思っていなかったものですから、ちょっと考えてから、

「今度、仕事でヘナを取り扱う予定なので、多くの皆さんにヘナの良さが伝わるといいなと思っています。」と答えたら、

「お仕事が波に乗るように波をイメージして描きますね。」と言われました。

とても嬉しいひと言でした。

自分の体に模様が入っただけで、新しい自分になった気分で、ルンルンします。 模様を見るたびに、自分の思いを確認できるのも素敵ですね。

 


公園内は、すごい人だかり。おいしそうな食べ物屋さんがズラリと並んでいます。一人で出掛けたのでゆっくり食べる気になれず、サムサだけ立ち食い。



雑貨屋さん、インド衣服など、個性的でお買い得な物がいっぱい目に入ってきました。グルリと回っていろいろ眺めた結果、レトルトカレーとホーリーバジル(トゥルシー)ティーを買いました。

 

辛いのと肉がいっぱい入っているのは苦手なので、‘無添加’‘合成着色料ゼロ’‘合成保存料ゼロ’‘ベジタリアン’と書いてあるカレーを中心に選びました。

ホーリーバジルティーは、沖縄産のもの、インド産のもの、台湾産のもの、試飲したら各々味が違ったので、これは面白いと思い、じっくり味わってみることにしたのです。


※こういうイベントというのは、文化交流というのが趣旨だと思うのですが、ついそっちのけになっていまいます。
予定より遅れて行ったので、関心のあったセミナーにも参加できず・・・。私がいたのは、2時間程度。
来年行けたら、もっとゆっくり「文化」の側面も、堪能したいと思います。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2013年9月29日

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