日本最大級インド・フェスティバル
1ヶ月程前、ひょんなことから「ナマステ・インディア2013」というイベントが開催されることを知りました。それも日本最大級インド・フェスティバルと表現されており、好奇心旺盛の私は出かけてみることにしました。
会場は、東京・代々木公園。天気も良く、程良い気温で、気分爽快 !
ゲートをくぐり、まず賑やかな舞台の方へ向かっていき、しばしの間ダンス観賞を楽しみました。踊っている女性たちが楽しそうだから、見ている方も楽しい気分になります。南の人たちって、本当に開放的 ! 自分もそんな気分に浸って歩き始めた時、「ヘナ・アート」の看板が目につき、思わず「お願いしま~す。」と声が出ていました。
「ヘナ・アート」は、「メヘンディ」ともいい、見た目は刺青です。
しかし、それはいわゆるヤクザさんがするものとは違い、「ヘナ」という植物の粉を水に溶かして肌に模様を描き染めるもので、2週間程で消えてしまいます。
本当は、肌を露出する夏にすると素敵なのですが、露出狂ではない私としては、どの季節でも問題なし。(上の写真は、私の腕です。)
「一番小ぶりな模様だと、お時間どのくらいですか?」
「5分くらいです。」
びっくり。そんなに早く描けてしまうんだ、ベテランだなあ~。(販売されていた本に、この方も掲載されていました。)
初めてなので、体験として、一番お手軽なタイプをお願いすることにしました。
あまりに短い時間なので、模様プレートのようなものを使用するのかと思いきや、全てフリーハンド。お見事 !
描き始める前に質問がありました。
「願い事は何ですか?」
こんなこと聞かれると思っていなかったものですから、ちょっと考えてから、
「今度、仕事でヘナを取り扱う予定なので、多くの皆さんにヘナの良さが伝わるといいなと思っています。」と答えたら、
「お仕事が波に乗るように波をイメージして描きますね。」と言われました。
とても嬉しいひと言でした。
自分の体に模様が入っただけで、新しい自分になった気分で、ルンルンします。 模様を見るたびに、自分の思いを確認できるのも素敵ですね。
公園内は、すごい人だかり。おいしそうな食べ物屋さんがズラリと並んでいます。一人で出掛けたのでゆっくり食べる気になれず、サムサだけ立ち食い。
雑貨屋さん、インド衣服など、個性的でお買い得な物がいっぱい目に入ってきました。グルリと回っていろいろ眺めた結果、レトルトカレーとホーリーバジル(トゥルシー)ティーを買いました。
辛いのと肉がいっぱい入っているのは苦手なので、‘無添加’‘合成着色料ゼロ’‘合成保存料ゼロ’‘ベジタリアン’と書いてあるカレーを中心に選びました。
ホーリーバジルティーは、沖縄産のもの、インド産のもの、台湾産のもの、試飲したら各々味が違ったので、これは面白いと思い、じっくり味わってみることにしたのです。
※こういうイベントというのは、文化交流というのが趣旨だと思うのですが、ついそっちのけになっていまいます。
予定より遅れて行ったので、関心のあったセミナーにも参加できず・・・。私がいたのは、2時間程度。
来年行けたら、もっとゆっくり「文化」の側面も、堪能したいと思います。
投稿者:高井貴容 更新日:2013年9月29日