秋は、香りの季節?
10月1日 :「香水の日」 (日本フレグランス協会が制定。)
10月30日:「香りの記念日」 (石川県七尾市が制定。)
11月3日:「アロマの日」 (公益社団法人 日本アロマ環境協会が制定。)
※ちなみに7月7日は、七夕に因んで「香りの日」です。
(全国化粧品小売協同組合連合会中部ブロックが制定。)
本日10月1日は、「香水の日」とのことですが、その所以は━
秋はファッションの季節なので、新しい秋冬の服に着替えたら、香りもぜひ変えてほしい!
「香水の日」を、人々の気持ちを豊かにする香水の魅力を広めていく記念日に育てていきたいという意向から制定されたそうです。
「香水」と「香り」という言葉の響き、私には異なるように感じます。
「香水」はケミカルで強烈なイメージ、「香り」は心地よいナチュラルなイメージです。
「香水」の原料は、もともと植物の香りが派生していることが多いので、決してケミカルなものだと断言できませんが・・・。
昔は、電車に乗ると、よく強い香水や化粧品の香りが気になり、その場を離れたくなったものですが、最近はあまりそういう場面に遭遇しません。大衆の趣向が変わったのでしょうか?
その頃好きだったのが石鹸の香り。珍しい物を見つけるとつい買ってしまっていました。
今は、無臭の物を好むことも多くなってきましたが・・・。趣向って、変わるものですね。
さて、先日イベントで珍しい容器の精油を購入しました。
いつもなら、信用できるメーカーかどうか等、ある程度の情報を知っているところの物を購入するのですが、この日は、容器の珍しさから、つい衝動買いしました。
「ローズ」「ジャスミン」「フランキンセンス」 すべて、水蒸気蒸留法により抽出されたもの。
「ローズ」や「ジャスミン」は、通常高価でなかなか手が出ません。
この日は、かなりリーズナブルでした。インドからの直輸入とのこと。
代表者さんとお話して、まがい物でないと信用して購入しました。
「ジャスミン」の精油のほとんどは、アブソリュート(溶剤抽出法)という手法で抽出され、水蒸気蒸留法で抽出されたものは、大変珍しいのです。
多くの精油は水蒸気蒸留法で抽出しますが、熱を加えるため、植物によっては繊細な香りが丁寧に抽出されないという欠点もあるため、溶剤を使用することがあるのです。
「ジャスミン」は、その代表例です。
なので、水蒸気蒸留法でどの程度の香りが残っているのか興味津々で香ったら、柔らかい感じが漂ってきました。
そして、今回購入した「フランキンセンス」は、最高級と言われる‘オマーン産’のもの。
精油は、産地により香りの感じが異なります。これは、成分組成が異なるからです。
瞑想にもよく使われる精油で、‘オマーン産’のものは、特に脳の深いところまで無理なくスッーと入ってくる感じ。
今回購入した3種類の精油の共通点は、「アンチエイジング」によく使われるという点です。
香りもgoodですが、オイル等に希釈してお肌に塗布するのもよし!
おまけで、固形の樹脂などもいただきました。
今秋は、香りを楽しんでみようと思います。
投稿者:高井貴容 更新日:2014年10月1日