齋藤道雄先生の出版記念講演会『100歳まで元気の秘密は「口腔」の健康にあった ! 』にご参加の皆様、ありがとうございました。
出版記念講演会でしたので、本書に沿ったお話でありながらも、本書には出てこない多くの映像やその周辺知識のお話は、既に本を読まれた方にもさぞかし有益だったことでしょう。
歯があることのありがたさ、噛むことの重要性については、ずいぶん考えさせられました。
86歳ですべての歯を失い寝たきりになった人が、入歯を入れ、2ヶ月後には歩けるようになり、半年後には庭仕事までできるようになった実例を写真で紹介していただきました。病状の似通った患者さんが栄養を‘点滴’ ‘胃ろう’ ‘経口’それぞれの方法で体内に取り入れた場合、後者になるほど寿命が長くなるデータも見せていただきました。(胃ろう:主に経口摂取困難な患者に対し、人為的に皮膚と胃に瘻孔作成、チューブ留置し、水分・栄養を流入させるための処置。)
その後、胃ろうについて気になり、インターネットを検索しましたら、次のような手記を見つけました。
http://akirasasagawa.sakura.ne.jp/book_03.html この人は残念ながら‘胃ろう’手術を受けられたようですが、ギリギリまで頑張って口から食べ物を摂取していたようで、読んでいて、生きようとするその姿勢に圧倒されました。
その他、噛むことと脳のお話、唾液のお話、自律訓練法のお話、乳酸菌生産物質のお話、100歳以上まで生きられた方の生き方、歯のケアのお話など、休憩は少しあったものの3時間ものお話で、盛りだくさんの講演会でした。
齋藤道雄先生の講演会は、今回で3回目です。パワーポイントで作成された口腔内ケアのポイント、臨床に基づく数々のお写真、最新の新聞記事など、素人の私たちに図や絵を用いながら、大変わかりやすくお話してくださいました。現役の口腔外科の医師というお仕事以外にも、学会の取りまとめ役や、その他異色な分野での活動で超多忙な日々のなか、ここまで熱心に準備して下ったのには、感謝の思いでいっぱいです。毎回、テーマに沿ったデータや資料を見せていただき、大変な労力を費やしていただいたであろうことは、容易に想像できました。
懇親会にもお付き合いいただき、お得意のトランプマジックを見せていただきました。(齋藤先生の弟子である代表・片平も少しご披露させていただきました。)
本当にありがとうございました !
ちょっとゆっくり休んでいただきたいところですが、8月にはドイツの大学での講義を控えられており、ドイツ語の勉強を急がねばならないとのこと。そして9月の学会や研究会の準備も同時進行しなければならない状況のようです。
口腔ケア以外にも、カラダのメンテナンスや心の持ち方なども要所要所に織り込んでお話してくださり、先生ご自身の生き方が皆様にも伝わったのではないかと思っております。講演の中でも先生が言われていましたが、“楽しい人生は、楽しい自分から始まる!”
それにはまず、健康第一ですね。
弥生時代の人は、1回の食事で噛む回数が3,990回で、現代人は620回だそうです。
今回、講演会にご参加いただいた方に、「つまようじ法歯ブラシ」と「乳酸菌生産物質KSメルソ」をプレゼントさせていただきました。口に入れたものはしっかり咀嚼して食べ、口腔内のお手入れもしっかりして、100歳以上まで、元気に生きたいものです。
以下の物は、弊社オンラインショッピングでもご購入いただくことができます。
※書籍 『100歳まで元気の秘密は「口腔」の秘密にあった!』
※小冊子『歯科治療の常識を変える乳酸菌生産物質』
※乳酸菌生産物質KSメルソ
投稿者:高井貴容 更新日:2011年8月3日
今日は、5回目の「醗酵発芽玄米炊き方セミナー」でした。毎回軽食でお出ししている「みそ汁」は事務所で作っています。今回は、「冬瓜と油揚げ+カイワレ」でした。6回目は9月13日の予定。
次のみそ汁の具は何にしようかな?
投稿者:高井貴容 更新日:2010年8月31日