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「野菜スープ」の底力
















最近、私が凝っているのが「野菜スープ」

なぜ、関心を持つようになったかと言いますと、
血流観察ができるマイクロスコープを購入して下さった薬局の薬剤師さんから、
「体調の悪い方に、基本となるサプリメントも多少服用してもらいますが、
野菜スープをしっかり飲んでもらうと血流や毛細血管の形が整ってくるんです。」とお聞きしたからなのです。

よく考えれば、かつてガン予防や改善に「野菜スープ」を勧める本が目についた時期がありましたが、うっかりしてました。
その時は、とても特別なメニューのように感じていました。

さて、「野菜スープ」のパワーの源は何かと言いますと、「ファイトケミカル」

ファイトケミカルとは、植物が紫外線や害虫などから身を守るために作り出す物質の総称。
植物の色素や香り、苦味などを構成する成分です。
野菜(植物)には活性酸素を消去するさまざまな抗酸化物質が含まれているということです。
年齢とともに活性酸素を消去する力がなくなってくる私たちにとって、野菜からその成分を補うことができるなんて、とてもありがたいことです。

ファイトケミカルは、‘生’より‘スープ’の方が断然多く摂ることができます。 細胞壁を壊して、ファイトケミカルを取り出すには、加熱することがポイント!
ビタミンCが壊れるのでは? という心配もありますが、
野菜に含まれた状態でのビタミンCは単体ではないので、種々の抗酸化成分の働きで安定化し、壊れにくくなっており、大半が残っているので心配無用とのことです。
ただ、成分はほとんどスープに溶け出しているので、具だけではなくスープをしっかり飲むことが大切ですね。


























熊本大学の前田浩教授らの資料では、
野菜の活性酸素を消去する働きは、生野菜をすりつぶしたものより、 野菜を5分間煮出したゆで汁のほうが10倍~100倍強いことが明らかになっています。 (特選街WEBより転載)

「野菜スープ」には、ビタミン類、ミネラル類など、ファイトケミカル以外の有効成分も丸ごと溶け出していますし、生野菜のサラダとは比較にならない、強力な抗酸化パワーを得られるというわけです。

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【野菜スープ 基本の作り方】
<材 料>
●カボチャ、人参、玉ねぎ、キャベツ 各100g
●水                1リットル

<作り方>
①野菜をひと口大に切る。
②カボチャ以外の野菜を鍋に入れ、水を注ぎいれ、強火で10分程加熱する。※フタを必ずのせる。
③加熱後、10分程したらカボチャを入れ、更に10分程加熱する。(煮崩れ防止のため、あとで。)
※ポタージュにしてしまうのであれば、カボチャも最初に入れられます。

基本的に味付けはしないようですが、味付けバージョンが、いろんな本やWEBに紹介されています。
私は、昆布を細かく切ったものと天然塩を少々入れています。
たまに、植物油で炒めてから煮ています。

とっーても簡単。
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●野菜の形のあるまま飲む VS  ポタージュにして飲む

  










●スープだけ飲む VS 温野菜として食す
  









以前、ウェルネス講座の講師としてお話いただきました脳外科医の篠浦伸禎先生も、ファイトケミカルスープを作って日常的に飲まれていると言われていたのを思い出しました。
2017.12.2 ぼけずに脳を使い切って生きるにはどうすればいいのか

















本を読んでみると、いろんな体験談が紹介されていました。
「野菜スープ」の底力、すごいですよ~。
「野菜スープ」は、免疫細胞を強化し、抗ウイルス作用もあるので、コロナ禍のこの時期、是非頻繁に作ってのみたいものです。
やせて若返りたい人、便秘、肥満、がん、高血圧、糖尿病、肝炎、脂肪肝、痛風、更年期症状が気になる人にもお勧め。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2020年10月12日

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