体験会報告「アルファースリーム骨盤調整体操・体験会」
昨日は、和室を借りて「アルファースリーム骨盤調整体操・体験会」を開催しました。
アルファースリーム骨盤調整体操とは、アルファースリームの上で骨盤調整体操を実施することによって、身体の歪みなどを素早く改善さることを目的に考案された体操です。各内臓のハタラキを強化する作用もあります。また、お顔にはいっさい触れないのにリフトアップしたり、ウエスト、骨盤サイズが変化することもあります。
おひとり30分。
本来、ひとりで実施するものですが、今回は施術者のほうで若干の補助をしました。
東北からはるばる高速バスで来て下さった方は、パーキンソン病でちょっと歩行が困難な方だったのですが、お一人で、よくいらっしゃいました。ぜひとも、ご自宅でアルファースリームを有効活用していただきたいと思います。
最後の体験者は、男性。
「耳が聞こえないので、筆談をお願いします。」というFAXをいただいていましたので、紙とペンを用意しておきました。
体験会申込み時に、既に「朝起きると、肩や腰が痛む」と申告されていたので、どの程度の動きが出来るのかの心配もありましたし、お互いの意志の疎通が短時間の中でできるか懸念していました。
基本体操からスタート。まず、片脚を動かすのですが、凍ったアイス棒のように固く驚いてしまいました。 うつ伏せになっていただき背中に触れたら、これまたコチコチ。腰は意外と柔らかでした。背中を緩める体操をしていただくのも苦痛そうでしたので、こちら側でほぐしてみました。 初めの脚の体操を再度してみましたら、最初よりは柔軟性がでてきました。
見本をお見せするのと筆談とで、なんとか事は運んだものの、その方のお体のことが心配となりました。
この方はアルファースリームをお持ちでない方で、どんな寝具でお休みなのか詳しくお聞きできず、なぜ特に朝に体が痛むのか??? 体が冷えているか、寝具の問題か、別の問題か・・・。できたら、体操はさておき、とりあえずアルファースリームで睡眠をとっていただきたいなと切に感じました。
さて、体験会の終了後、ラッキーなことがありました。
古武術の先生が、体の動きがらくになる体操やコツを教えて下さったのです。疲れない、ケガをしない、体の動かし方のエッセンスが日本古来の武術の中にあったのです。私たちがアルファースリームの上で施術していた体操も、ケア体操としていくつか取り入れていらっしゃるようでした。特に印象深かったのは、介護時に相手を立たせるのに、ひも(着物の腰ひもなど)を股関節と腰に一回り巻いて結び、そのひもを介護者が持ちあげると比較的ラクにできるという方法でした。
整体と古武術、意外な程つながっています。
起きている時、 動いている時、寝ている時の自分のカラダに意識を向け、いつも元気でいられるよう、労わってあげたいものですね。 そのために、アルファースリームや骨盤調整体操や古武術のエッセンスがとても役に立ちます !
投稿者:高井貴容 更新日:2011年10月26日