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宮古市・釜石市へ災害ボランティア<被災地でのエコノミー症候群対策>

 
宮古市
4月11日のレポート。

少しずつ今回の一行のメンバーを紹介しようと思う。

アメリカ人ジャーナリストのニューヨークタイムズの日本支局長のエバレット。
今、外国人のプレスは放射能の影響で日本にはほとんどいない。勇敢なジャーナリストといえる。

奥さんは有名な料理研究科の中島デコさん
http://www.brownsfield-jp.com/about/category_14 日本語も流暢で日本語でギャグが言える。ニューヨークタイムズの日本の支局長だ。

もう食料や衣服などの物資は行き届きはじめています。今被災地で求められていることは健康問題と感じた。エコノミー症候群が死因となる事例が多く、避難生活中の疲労やストレスが肉体的・精神的負担が大きいことを物語っている。

これは2011年4月11日 読売新聞記事
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救えるはずの命が…相次ぐ「震災関連死」
 救えるはずの命が救えない――。3月末までに東北3県の主要病院で亡くなった282人は、震災が引き金となって命を奪われた「震災関連死」が疑われている。これは氷山の一角とみられており、今後も増え続けることは確実だ。
「暖房が使えず、寒さが体力を奪ったこと、震災のショックなどが死亡の間接的な理由」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39353
続く
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今回の使命はアルファースリームを避難者へ手渡す。 はずだった。

しかし全員に配っていたら数は足りない。医療機器はただの毛布とは違う。市の保健所や避難所の医療従事者へ手渡すことにした。地元の保健師の方々はすぐに血液を温める大切さを理解し、さらに骨盤調整体操を熱心に覚える姿も多かった。エコノミー症候群対策にも有用なのである。

この日は宮古市から釜石市に入る。

宮古市役場にて


釜石市での活動中に大きな地震が起きる。このままいて大丈夫であろうか。津波はあるのか。この遠征の1週間での余震はとても多い。今思うとよく無事に帰ってこれたと思う。

釜石市の街も壊滅状態だった。市役所隣の避難所では小さなスペースに溢れんばかりの避難者が身を寄せていた。ちょうど夕食時で配給に列をなして待っていた。これが現実なのだ。少しでも元気を届けたい。

一番大きな避難所の釜石小学校を訪問する。保健師の方々5名ほどで丁寧に受け入れてくれた。4名に骨盤調整体操を実際に施し、手順を教えた。

今回山梨から車を出してくれた骨盤セラピストの西田延康氏。ご家族がアルファースリームと骨盤調整体操によって救われ、それ以来積極的な普及活動に勤しむ。今回のボランティアの発案者は西田氏だった。小生は二つ返事で行くと答えた。
そのことを大谷社長にただ伝えただけだったが間髪いれずに「俺も行く」と答えてくれた。

この3人に迷いはなかった。

解決策があるのであればそれを提供したい。ただそんな想いだった。

エバレットは原木で作られた天然ハブラシを愛用。現代でも中東やアラブ社会では、使われているよう。


これは10日の朝。宮城県白石市の小生の実家で記念撮影。後ほど大谷社長と仙台オフィスの佐藤社長が合流


※この日の主な訪問先
・宮古市保健福祉部健康課 (宮古市役所が被災しているので近くの中央公民館の2階にて)
・宮古保健所 保険課 健康促進グループ
・釜石市役所隣の避難所内 企画調整係
・釜石小学校

  ★骨盤調整体操とは

投稿者:katahira  更新日:2011年4月17日

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