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香害:柔軟剤~アロマまで






















「こうがい」というと、私が子供の頃は「公害」という漢字を連想しましたが、
近年は「香害」を連想されることが多いかと思います。

上記のグラフは、日本消費者連盟などでつくる「香害をなくす連絡会」が
2019年末から約3カ月間行った調査=グラフ=です。
回答者9,030人中、香りで体調悪化があると答えた人は7,136人。
そのうち、18.6%は学校や仕事に行けなくなった(無回答278人を除外して計算)そうです。

何の香りに反応しているのか━
合成香料の中でも、‘柔軟剤’が問題になっている記事などは、よく見ます。
上のグラフでは、‘アロマ’が表記されています。

ここに表記されているアロマが
①アロマもどき商品を指すのか、
②植物から蒸留した精油を指すのか定かではないですが、
②である可能性は、十分にあると思います。

精油は、自然界の植物から取り出したものですが、凝縮したものなので高濃度です。
ある意味、自然そのものではありません。
アロマのスクールなどでは、精油の使用方法を学ぶ際、必ず「禁忌」というものを学びます。
皮膚を刺激するもの、神経を刺激するもの等、その視点は異なりますが・・・。
使い方を間違えると、良きものも効果を発揮するどころか逆転してしまいますからね。
アロマの講座などで、何本も精油を嗅ぐとき、必ず喚起をします。
これは、嗅覚を強く刺激すると、頭痛などを引き起こしやすくするからなんですよね。

また、香りというものには人の好みがあので、TPOをわきまえる必要がありますね。
自然由来のものだから安心で、人を不調・不快にさせないというわけではないということも意識しておきたいものです。



























社会的にも「香害」は問題となっており、5省庁が連名によるポスターを作成しています。
(消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省)


【参照】
2021年8月12日 東京新聞
香害 被害者が全国組織 柔軟剤など化学物質で体調崩す 仕事、学業に支障「危険性知って」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
 

投稿者:高井貴容  更新日:2021年9月5日

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