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世界を旅する2人の「サステナブル・アース・トーク」



 













先日、世界を旅するお2人のお話を聴いてきました。
探検家/外科医・関野吉晴さん
自然写真家・高砂淳二さん

世界の人々の暮らしや生物をずっと見てきたお2人のまなざしから、
地球・人間含むすべての生物に対する深い愛情がビシバシ伝わってきました。
お2人とも、これからは環境活動に重点を置いていきたいとのことでした。
それが人類の幸福につながりますね。
 

<関野吉晴さん>

何の動力も用いず、カヤック、スキー、自転車などで世界を旅したというのだから、すごい。
ビザが切れるまで現地にいて、時折帰国という人生を50年送ってきたという。

南米の原住民との付き合いは5世代にもわたるのだそう。
その途中で、自身は外科医となり、シャーマンの邪魔をしないように人々のケアをしたという話は、感慨深い。

自然の循環の中で生きる人々に対して、
現代人の欲望は肥大していると痛感されているというのも、ごもっとも。
原住民は、食べものがなくなった時に必要な分だけ狩りをするという繰り返し。
現代人のように目標を立てるようなことはない。
ただ、自分は目標を立てて生きる社会・文化の中で育ってきたので、自分はそうしているのだと言われました。

こんな関野さんの今&これからは━
1.環境・自然の映画を製作する
・『原発と電気ポット』皆が電気ポットを使わなければ、3基の原発がいらなくなる。
・『ウンコと死体復権』タブーとされているこの話題に触れて、自然循環を考える。
2.八ヶ岳に「芸術と循環の森」を創る   主語は、‘人間’ではなく、‘全ての生き物’。
3.玉川上水の調査 生態学者とともに。

 

<高砂淳二さん>

高砂さんの存在は、今回初めて知りました。ファンの多い写真家さん。

海の中、森の中、雪景色、山・・・様々な場所で、自然や生物を撮影してきた。
自然と一体となるには、時間と相手に受け入れられる手段が必要。
たとえば、白フクロウの写真を撮影する時には、子守唄を唄いながら、直視せずそっと横から近づき10メートルの距離を保つとか。ほぉー。
とってもかわいく微笑んでいるようなフクロウの写真を見せてもらいました。

ハワイでは酋長にもてなしを受け、アロハの意味を深く学んだとのこと。
人には、2つの役割がある
①他の生き物の気持ちを理解すること。
②アロハを一緒かけて学ぶこと。ホ・オポノポノだけではない。
自然から物を採取する時には挨拶をし、使い終わったらお礼を言って返す等。

こんな高砂さんの今&これからは━
1.美しい自然&問題ある場所に触れて、昔の自然を突き詰める
2.家庭でのベランダ菜園 コンポスト等で、これからも自然を循環させる
3.プラスチック問題に取り組む (海の生物は、プラスチックを飲み込んでいる。)

 
  









今回のトークショーは、地球環境を考える2週間イベントのプログラムの一つでした。
於:ブックカフェにて。

このイベント「Spiral week」を企画した人たちの若いのには、驚きました。
たのもしい!!!

投稿者:高井貴容  更新日:2021年4月12日

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