「藍」いろいろ
先日、益子で開催された「藍の種茶会」に参加してきました。
まずは、藍を乾燥させた全草から種をとり、それを焙烙で煎り、お湯を注ぎしばらく置いてハーブティーのようにして飲みました。
次の生命を生み出すことができる種をこのように使うのは、ちょっと申し訳ない思いもしたのですが、種に温存されている生命エネルギーをいただいて自分を充電すれば、宇宙のエネルギーが循環しているということになるのではと思い、感謝していただきました。
ところで「藍」といえば、「藍染め」が有名ですね。
日本の藍染めの藍は、タデ科です。
ちなみに、弊社で扱っている髪を染める「インディゴ」は「藍」と称されることもありますが、マメ科です。
さて、藍の種の効用は━
藍実(らんじつ)の薬効は、『神農本草経』に主として体内に入った諸処の毒物を解することができて、これを長いこと服用していると年をとっても頭の毛が白くならないで、だんだん身の動きが軽くなるとされています
http://www.blue-edge.jp/06_effect.htmlより
『神農本草経』といえば、中国の薬物書。原本は3世紀頃のものといわれています。
随分と昔に、薬物の作用が確認されているのですね。驚きです。
投稿者:高井貴容 更新日:2019年2月12日