東京都港区六本木7-4-14-2階 乃木坂駅 より徒歩3分/六本木駅より4分
ホリスティックウェルネス tel 03-6434-7601

映画「祈り━サムシンググレートとの対話━」



 















1ヶ月ほど前から楽しみにしていた映画「祈り━サムシンググレートとの対話━」をやっと観に行くことができました。
この映画の事を教えてくれたのは、監督・白鳥哲さんと知り合いであるというお客様。

スクリーン上に予告映画の案内がスタートし、しばらくするとマザーテレサの演説風景が映し出されました。そんな映画もあるんだな~と思いながら見ていたら、もうそれは既に映画「祈り」のスタートでした。

最初っから、感動!  感動!
正確な言葉は思い出せないのですが、
「憎しみには愛で、絶望には希望で、裏切りには信頼で・・・応えていけますように!」という内容だったと思います。神への祈りをそのまま演説にされていたようです。文才があるからといって、このようなことがフレーズとして思い浮かぶわけではないと思います。本当に心底から思っていないとこういう言葉に置き換えられないものだと思います。貧しい人々への活動(平和活動)を続けたマザーテレサの言動そのものが、祈り=意乗りだったのだと今頃気づきました。

さて、映画の本題の方は、DNA解明の世界的権威・筑波大学名誉教授の村上和雄氏の幼小時代からの回想シーンが流れる中で、医学博士のディーパック・チョプラ博士、細胞生物学者のブルース・リブトン氏、ジャーナリストのリン・マクタガート女氏などが様々なデータや経験を通して知り得た‘祈り’の波及現象について言及するという形で展開されていきました。

‘祈り’という言葉以外にも、‘意識’‘思考’‘波動’という言葉も同種のものとして使われていました。見えないものという概念であえて付け足すならば、‘想念’という言葉でしょうか。

 

映画「祈り━サムシンググレートとの対話━」パンレットより転載


世界中で40,000件以上の「祈りの研究」論文があるそうです。
上記もその一部で、なかなか興味深いデータであります。
●心臓病患者への祈りの実験:祈りを捧げられたグループと捧げられなかったグループでは、症状の改善率に大きく差が出ています。
●エイズ患者への祈りの効果:写真と名前とT細胞の数だけをヒーラーに教えて、ヒーリングを施したグループと何もしなかったグループとでは、死亡率に差が出ています。

これらの事実は、 ‘祈り’という行為が病気治癒や健康増進に大きな影響を与えるということを示しているわけです。

その他、科学的に証明された以下のようなことが映画で紹介されていました。
・     祈りの実験による植物の平均成長率に差が出る。(何度実験を繰り返しても同じ結果)
・     思考のエネルギーが頭から飛び出て、場のエネルギーを形成する。
・     思考は時空を超えてエネルギーとなる。
・     人の意識が地磁気に変化を与えることを証明。
・     波動で人間同士が、意志疎通を図れる。
・     祈る人の数より祈りそのものの質が重要である。

何かことをなす時、物質的な働きかけや努力はもちろん必要ではありますが、こういう見えないものの力というのは、実に計り知れないものがあるわけですね。改めて考えさせられました。さらに、こういうことが科学的なデータで実証されているということに大変驚きました。

村上和雄先生は、心のあり様が遺伝子のスイッチ・オンやオフに関係しているという仮説の検証に取り組まれているわけですが、最近では「祈りと遺伝子」の研究も視野にいれられており、今後は「魂と遺伝子」についても研究してみたいと言われていました。

<村上先生の言葉> ・     神道や仏教が根付いている日本人には、万物に霊魂が宿り、
見えないものの恵みによって生かされているという思想が浸透している。
日本人であるわれわれが世界をリードしていきましょう。
・     人は無力だから祈るのではなく、祈りには思いもよらない力があるから祈るのです。 ・     映画をご覧になった一人ひとりが‘
祈り’と‘サムシンググレート’の偉大なる力に目覚められることを願ってやみません。

サムシンググレート 村上先生は、科学者の視点から、遺伝子という極小単位の生命の営みが、あまりにも精緻で絶妙であることを目の当たりにし、そこに存在する人知を越えた何か偉大なもの(神と呼ぶ人もいる)の力を‘サムシング・グレート’(大いなる何か)と表現されています。
タイトルに添えられたメッセージは、 「世界は祈りでひとつになる」。 白鳥哲監督が、訴えたかったことですね。東日本大震災、原発事故、海外での大洪水など、様々な不幸な出来事が立て続けに起こっています。自分のことだけ祈るのではなく、地球の磁場にさえ影響を与えることができるという「祈り」のエネルギーで、地球を救っていかなければなりませんね。

「日本人の‘祈り’の力が強いから、予言がはずれる」と言った預言者の言葉を聞いたことがあります。それだけのエネルギーを私たちは持っているわけです。まずは、私たちから。

どんな人にも、一見の価値あり! の映画です。
私が映画を見たのは、アップリンクという東京・渋谷の小さな映画館です。
この映画は、全国で放映されているわけではないので、ご覧になれない方も多くいらっしゃるかと思います。そんな方は、映画の中で紹介されていた書籍だけでも読まれてみてはいかがでしょうか。

『全脳力』七田眞著 (サンマーク出版)
『サムシング・グレート 大自然の見えざる力』村上和雄著 (サンマーク出版)
『生命の暗号』村上和雄著 (サンマーク出版)
『人は何のために「祈る」のか』村上和雄・棚次正和著 (祥伝社)
『クォンタム・ヒーリング 心身医学の最前線を探る』ディーパック・チョプラ著 秘田凉子・上野 圭一訳 (春秋社)
『思考のすごい力』ブルース・リプトン著 西尾香苗訳 (PHP出版)
『意志のサイエンス』リン・マクタガート著 早野依子訳 (PHP出版)
『祈る心は、治る心』ラリー・ドッシー著 大塚晃志郎訳 (日本教文社)

 

投稿者:高井貴容  更新日:2012年10月14日

»
«
スタッフブログ ナビゲーション 最近の記事 代表片平の社長日記 スタッフ高井日記 カテゴリ別アーカイブ 月別アーカイブ