勉強会報告「脳と身体が10歳若返る‘分子栄養学’」
6月17日(日)、「脳と身体が10歳若返る分子栄養学」勉強会を開催いたしました。講師は、分子栄養学研究所の清水一元先生。
最後に少し弊社からの連絡事項があったものの、4時間近くお話いただきましたので、すべてを報告するのは難しく、特に印象に残ったことをほんの一部ご報告させていただきます。
● 血液型による‘適合する食’&‘体質の違い’
A型 農耕民族系 ⇒ 草食系
ストレスホルモンが高い
B型 遊牧民族系 ⇒ 肉・魚大丈夫系 (消化酵素がA、AB型より多い)
貧血になりにくい ストレスホルモン強いがすぐ忘れる
O型 狩猟民族系 ⇒ 肉・魚大丈夫系 (消化酵素がA、AB型より多い)
ストレスホルモンが低い
AB型 突然異変 ⇒ 麺類系 貧血になりにくい
人類の歴史から見て、どの時代に何型のヒトが多かったか等のデータや、東大などが遺伝子解析した結果のまとめの一部として、上記の特徴を教えていただきました。B型が丈夫そうですね。
私はA型なので、統計によれば、貧血要注意で消化酵素が少ないタイプということです。
先生のお話を聞きながら、高校時代、貧血で目の前が真っ暗になり倒れて保健室で寝ていたことを思い出しました。それ以外たいしたハプニングもなく過ごしていますが、貧血の傾向があるんでしょうね。また、胃腸が弱いという意識が昔からありますので、食べ物等に留意しています。上記の分析、スバリ的中です!
● 人体の中の酵素の割合と体温の関係
<消化酵素> <代謝酵素> <体温>
50% 50% 36.5度
60% 40% 36.0度
70% 30% 35.8度
80% 20% 35.5度
消化酵素に使われる酵素を節約出来れば、代謝酵素にまわせますので、エネルギーが湧いてきます。
(消化がうまくできないうちは、エネルギーになりません。)
代謝酵素を70~80%にできれば、理想的です。
消化酵素を補うには、食物酵素を摂取するといいのですが、清水先生は生野菜の中でも特に「キャベツ」を勧められていました。
● 体質改善が難しい人
カラダ全体の免疫力を高めるため、サプリメントを摂取しても、以下の人は効果が出辛いとのことです。
まずは、今の症状の原因に対するケアを施す必要があり。
・ 白血球の中のリンパ球が30%以下の人
・ 歯周病の人
・ ピロリ菌に感染している人
・ 貧血の人 ⇒ 軟骨が減った場合、酸素供給が必要ですが、貧血の人は効き辛い。
● 自分チェックのプリント
記憶力、体調、食、タイプ(性格)などを改めて見直すようなプリントを何枚も使用してくださいました。
食とサプリメントだけでカラダが出来上がるのではなく、生活習慣や思考等も肉体の健康に大きく関わってくるということを清水先生は、一貫して伝えようとされていました。
●アルファーエンザイムの実験
この度、㈱PMCより発売となりました「アルファーリバース」の実験をしていただきました。
片栗粉を熱湯で溶かします。
↓
粘りが出てきた所へ「アルファーエンザイム」を振りかけます。
↓
粘りがなくなり、液体になります。(消化酵素の役割を果たす! という証明になります。)
この実験は分かりやすいので、上質な酵素サプリの威力をみるのによく使われる方法です。
当日は実施しませんでしたが、「水+オリーブ油」に酵素サプリを添加して撹拌した時に液体状態になるものは、更に上質なサプリメントと言えます。
「アルファーリバース」はこの実験もクリアします。
清水先生には、実に多くのことを教えていただきました。上記以外にも、健康診断で良く見る数値の意味、ストレスのこと、カルシウムとマグネシウム、薬を飲みすぎるとどうなるか、体内の酸化還元電位、酸素の必要性、尿酸値、等々。
自分の事を良く知って、生活改善、カラダ改善していきたいものです。
投稿者:高井貴容 更新日:2012年6月20日