中国の勢いと若き経営者:上海出張報告
アルファースリーム取扱いの中国の現地法人ができ、そのお披露目会にお招きいただいたからです。
お披露目会の様子。
日本のスタイルのように大谷社長の睡眠や免疫学の話の後に私の話が続く。
中国語で「こんにちは。片平健一郎(ピェンピンチェンイーラン)です。私は日本人です。
私は中国人に似ています。中国が大好きです。」と挨拶。伝わるような発音は難しい。
ところどころギャグマジックを取り入れながら飽きさせないように進めて行く。
お披露目会は大成功。新聞にも掲載されたようだ。
中国では今までは正月や祝い事に酒や嗜好品を贈ってきた。ところどころギャグマジックを取り入れながら飽きさせないように進めて行く。
お披露目会は大成功。新聞にも掲載されたようだ。
しかしこれからは健康を贈る時代。
睡眠、体温や血流循環の重要性、そして寝ている間に健康になるという考え方はこれからの中国にマッチすると主催者が最後に呼び掛けていた。
今回の講演内容は一字一句翻訳されマニュアルになるとのこと。
その夜の晩餐会はなんと生まれて初めて見る30人円卓。
ちなみにお昼と夜は毎回こんな感じ。
中国式ビジネスは最初に人間関係を築く。
皆仲良く結束力が強い。日本にはないスタイルだ。
30代中心だが大社長ばかり。
なんでも中国の政策で1980年代に学問に力を入れ、小学校から英才教育を受けた、海外留学も豊富でインターネット世代の30代後半から40代前半の若者が中国経済を牽引しているらしい。
今回の担当会社の会長はなんと鉄鋼業で巨万の富を一代で築いた38歳。
この会場となった建物もキャッシュで購入したとか。。。
小売業やネットビジネスであれば時流に乗って若くして成功することは分かるが、鉄鋼業を一代でというのが信じられない。
全く健康業界が初めてでありながら、これまでの豊富な人脈や起業ノウハウを集結させた今回の彼の行動は、必ず大きなビジネスになると思わせるに十分なものだった。
どんな困難にも臆する事なく立ち向かう姿勢や、強いリーダーシップは日本の若者も見習うべきである。
日本は中国に飲み込まれてしまうと感じたと共に、「可能性は無限である・頑張ろう」と自分を鼓舞させた。
中国の人が「日中の友好のために乾杯」と言っていたのが面白かった。
観光では絶対味わえない4日間だった。
中国全土の展開を計画中なようで、今後忙しくなりそうである。
投稿者:katahira 更新日:2012年6月23日