‘にんじん’の漬け物
‘にんじん’の漬物、みなさんは何に漬けていますか?
初めて‘にんじん’の甘酒漬けに挑戦してみました。にんじんに塩をまぶし、少ししんなりさせます。それから袋にいれ、甘酒を垂らします。
気温が初夏モードの日だったので、1日置いただけで食べてみました。
う~ん、まだちょっと早かったかな、といった感じ。でもおいしかったです。ぬか漬けのような風味でした。今度は3日ほど置いたものを食べてみたいです。ちょっとは甘酒らしき風味が感じられるかな?
1袋買ったにんじんが余ってしまったので、次に作ったのが味噌漬けです。
九州産の甘~い味噌に、ただ、縦半分に切ったにんじんをつけただけで、超簡単。3日後に試食。結構、いけました。にんじん臭があまりしないです。味噌の甘さが感じられ、お茶を飲みながら、おやつ代わりになりました。 ・・・・これは、お客さんの訪問がない日の事務所の実態です。
<にんじん>
にんじんの代表的な有効成分は、何と言ってもβ-カロチンです。野菜の中でもずば抜けて高い量です。β-カロチンは体内に入るとビタミンAとして働き、粘膜の働きをコントロールします。視覚、聴覚、生殖機能維持、免疫機能(癌予防ほか)を高める作用が報告されています。β-カロチンは美肌を保つためにも欠かせない栄養素です。
にんじんの有効成分の吸収率を高る食べ方
↓
●カロチンは油に溶けやすい性質があるので、油を使った調理をし吸収率を高めましょう。
⇒炒め物、天ぷら、マリネ、生のにんじんにドレッシングをかけて食べる等。
●生のにんじんには、ビタミンCを失活させるアスコルビナーゼという酵素が含まれているので、これを抑える酸性を加えましょう。
⇒にんじんジュース+レモン。
● 生食では細胞壁が堅牢で吸収し辛い栄養素を摂取しやすくするため、漬け物にしましょう。
⇒ぬか漬け、みそ漬け、甘酒漬け等。
<手づくりの漬け物>
市販の漬け物は、添加物まみれです。そういう物は、日本が世界に誇る醗酵食品でも伝統食品でもなくなってしまっています。簡単な方法で、いろいろな漬け物ができます。ぜひ、自分で作ってみましょう。
投稿者:高井貴容 更新日:2011年6月16日