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お粥のすすめ



















このご時世により、弊社でもイベントをかなり縮小するようになって月日が経過しております。
それに伴い、「醗酵発芽玄米」を提供する機会が減り、社内にある炊飯器を長らく使用していませんでした。そのため、玄米と白米が少し残っているんですよね。

そこで思いついたのが、「七草がゆ」。

  








炊飯器でおかゆを炊くのは、人生で今冬が初めて。
説明書によると炊飯時間は、約80分。わぁ、長いなぁ~。

80分後、蓋をあけてみると上の方は糊状になっており、その下にあるお米の姿が見えません。
ええっーという感じでしたが、かき混ぜてみる先に入れた大根とカブの形が若干見えるとともに、程よい状態のおかゆになっていたことを確認できました。
さすが、現代の家電です。














そこへ細かく切った七草を乗せ、塩で味を調え再加熱後5分程して、出来上がり。
昨日の雪のおかげで今日は厳寒でしたので、おかゆが身に沁みました。
久しぶりに食べて、‘お粥って、おいしくて体を癒してくれるものなんだ’と改めて感じました。

 
お粥は、胃腸に負担をかけずに、水分と栄養分を体に届けてくれるありがたい食べ物。
体を温めてくれるため、血液やリンパ液の流れがよくなり、免疫力アップにつながります。
 
曹洞宗の開祖、道元禅師は、お粥の10の効能「粥有十利」(しゅうゆうじり)を挙げています。

 
<粥有十利>
1.色 (肌の色艶をよくする) 
2.力 (気力が増す)
3.寿 (寿命が延びる)
4.楽 (食べ過ぎになることがなく、体が楽になる)
5.詞清辯 (血流がよくなり頭が冴え、言葉もなめらかになる)
6.宿食除 (胸やけをしない)
7.風除 (風邪を引かない)
8.飢消 (飢えを満たす)
9.渇消 (喉の渇きを潤す)
10.大小便調適 (便通がよくなる)
 
お粥って、病人食のようなイメージもありますが、私たちが日常にいただくものとしても、体を養ってくれるものです。
ネット検索したところ、いろんなメニューが目に留まりました。
世界のお粥を作ってみたいな、と思い始めています。

これから、まだまだ寒い日が続きます。たまにはいただいて養生したいものですね。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2022年1月7日

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