12月から始まるストレスチェック制度に向けて
先日、杏林大学で行われました日本ストレス学会で「アルファースリーム」の2つの研究発表がなされました。
これまでの2年間にも及ぶ大学との共同研究の集大成でした!
1)演題「遠赤外毛布が血流に及ぼす影響に関する検討」
芝浦工業大学システム理工学部生命科学科生理化学研究室
福井浩二 准教授
※こちらより抄録をダウンロードできます→遠赤外毛布が血流に及ぼす影響
2)演題「遠赤外線(テラヘルツ波)の生体作用に関する検証」
東京工業大学大学院生命理工学研究科
河野雅弘教授
「アルファースリーム」による短時間での血流速度の増加だけでなく、リラックス効果(アルファー波の優位性)も実証されました。また遠赤外線が水分子との共鳴現象で、そのエネルギーが水の温度を上げることも分かりました。今後さらに測定条件を拡大し、遠赤外線が生体に生理機能を誘起する作用メカニズムの解明に力を注ぐそうです。
ところで今年12月から全ての事業者を対象にストレスチェックと面接指導の実施等を義務づける制度が施行されます。
「改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック」の制度は、雇用する労働者に対して、ストレスチェックを実施することが義務となり、実施の頻度は、1年ごとに1回の予定で調査票を使い、「仕事のストレス要因」、「心身のストレス反応」及び「周囲のサポート」に関連する調査が行われます。高ストレス状態との結果通知を受けた労働者は、医師による面接指導を行うことが事業者の義務になります。
つまり職場に於けるメンタル面での健康診断も制度化された訳です。しかし一般の医療と比べその解決策は複雑で、対応できる専任スタッフが不足していることも問題です。現状、チェック後のフォローアップ体制を含め、まだまだ課題が山積な状態なのです。
今回の制度における一般的な解決方法は「チェックシステムの強化」や「医師への相談」となりますが、私たちは根本解決のお手伝いができます。福利厚生、宿泊施設への導入などのお手伝いが社会にできればと考えております。
投稿者:katahira 更新日:2015年11月27日