○○している人の幸福度
昨年12月に「気候変動」のお話をしていただいた戸田美紀さんよりシェアしていただいた記事がとても印象的でしたので、ご紹介したいと思います。
※戸田美紀さんは、環境学博士であり、NPO法人日本ヒーリングタッチ協会会長。
【原文】https://bit.ly/3cJcipP
英文を翻訳後、要約して下さっています。
ガーデニングしている人は、ハッピーという研究結果。 米国ミネアポリス・セントポールに住む370人の感情的ウェルビーイングを調査したもの。 まず、予想以上の、3分の1の人たちが週に90分、ホームガーデニングをしていることがわかった。 そして、人々が行っている活動トップ3の中で、ガーデニングをしている人が高いレベルの幸福度を示した。 また、園芸種より野菜を育てている人の方が、より意義を感じているとのこと。 低所得の女性でガーデニングしている人は高いレベルの感情的ウェルビーイングを示した。 シングルでガーデニングしている人は、パートナーがいる人と同じくらいの幸福度を示した、とのこと。
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毎年3月頃に、国ごとにデータをとった「世界の幸福度ランキング」というのが発表されます。
それはそれで考えさせられるのですが、上記の調査は、特異的ですね。
ガーデニングを普段の生活の中で楽しんでいる人たちの話をよく耳にします。
また、園芸療法として、高齢者施設や障害者施設でも取り入れられていますよね。
植物に水やりなどの世話をして成長を見届ける過程の楽しさ、実がなり花が咲いた時の喜び、自分がしてきたことへの充実感等、様々な感情がわくのだと思います。
特に注目すべきは、園芸種を育てている人より、野菜を育てている人の方が意義を感じているという点。
この記事の「園芸種」と「野菜」という区別は、食べることを目的とするのかどうかの違いだと思います。
「野菜」を育てるというのは、自らのカラダを養うものを育て、自然の循環の中で生きている実感を感じるという意味になるのかもしれません。
こういうことを体験できている人は、幸せですね。
Let’s challenge!
投稿者:高井貴容 更新日:2020年6月9日