半農半X ━ 自分で食べる物を自分で作る喜び!
書籍『実践者が語る 半農半Xのいまとこれから』
「半農半X」に関する本は、過去に何冊も出版されていますが、こちらは今年に出版された最新版。
絵本によくあるA4サイズで、ソフトカバー。
オールカラーで、なんと1,800円+税。
塩見直紀&吉度ちはる編著
写真撮影:伊藤愛輔
デザイン:吉度天晴
クラウドファンディングで少し支援させていただき、だいぶ前に届いたのですが、ゆっくり拝見してました。
大きくて、写真満載で見ごたえあります!
編著のひとりであるオーガニックライフスタイル・ジャーナリストの吉度ちはるさんは、
書籍の著作・編集、DVD制作、イベント(野草、食養、お手当法など)を手がけられていています。
弊社・乃木坂ウェルネスルームをよくレンタルしていただき、
「おしやべり陰陽cafe」「よもぎ料理」「月のリズムで幸せ暦」などのイベントを開催。
私自身、プライベートでも「野草料理」講習会などでお世話になりました。
今までにいただいた料理は、どれもこれも丁寧に調理されたもので、
私たちのカラダの基礎を作る血と肉となる確かなエネルギーを感じるものでした。
こんな吉度さんが取材され編集された『実践者が語る 半農半Xのいまとこれから』に登場している皆さんは、
笑顔がとっても素敵で、イキイキしています。
喜びに溢れているといった感じですね。
取材された場所のなかで私が行ったことのあるのは、千葉県いすみ市の「ブラウンズフィールド」さん。
15年程前に「砂浴+短期断食」合宿で伺ったことがありました。
到着してすぐに、いきなり稲の整理を命じられ、ビックリしたことがあります。
食物を作ることと、生きること、暮らすこと、カラダを整えることがどんなことなのかを体験できました。
さて、話を書籍に戻します。
デザインを担当されたのは、ご主人の吉度天晴氏。
この書籍の出版後に他界されました。
これだけの人々を取材記事をデザインされるのは、さぞかし大変だっただろうと思います。
写真とデザイン、そして書籍の判型によって、お見事なまでに皆さんの伸び伸びと生きている様子が伝わってきます。
遺作となったこの書籍は、私たちへのメッセージですね。
アフターコロナ、ウィズコロナという言葉が聞かれるようになりましたが、
これからのライフスタイルを再考するのに、ヒントが詰まっている書籍だと思います。
書籍のまえがきより━
お米や野菜を作りながら、大好きな仕事、天職と思える仕事をして生きていく。それが、「半農半X」というライフスタイル。
自然の循環の中で、生きている実感と喜びを感じることができる生き方ですね。
暮らしの時間を半分程に区切るのはなかなか難しいことだと思いますが、小さなことから・・・。
室内でスプラウトを栽培するとか、ベランダでできるものを栽培するとか、はたまたシェア畑もいいな、と妄想しています。
とりあえず、畑にお邪魔するという手もあります。
私の場合、途切れ途切れになっていますが、継続を目標に!
自分や家族の命を養う食べ物、少しでもいいから自分の手で作っていきたいと感じています。
【参照ブログ】
http://blog.holistic-wellness.jp/takai/6075.html 【詳細】
https://bit.ly/2A7wu7N
投稿者:高井貴容 更新日:2020年6月12日