講演会報告「あなたの細胞を元気にするコツ」
先週の土曜日、宗像先生の「あなたの細胞を元気にするコツ」講演会を開催いたしました。
宗像先生は、41歳になられてから医学部に入学されたという、異例な経歴のお医者様です。(現在63歳)。
おじいさんは大工の棟りょう。おもしろい比較をされていました。
「大工は、全力を尽くしても雨漏りが修せないと、お金がもらえない。」
「医者は患者を治せなくても全力を尽くせば、お金がもらえる。医者は、請負でなく、委任。」
この言葉は、社会を風刺している表現であり、また医師として宗像先生がご自分の立場に甘んじてはいけないと言い聞かせていらっしゃる言葉でもあると感じました。
‘医者を使いこなす時代’だとも言われました。(生活習慣病などは自分が発生の元なのだから)自分で出来ることは精いっぱい努力し、自分でできないことだけ医者に頼む、病気になってしまったら、そういう姿勢を貫くことが大切なのですよね~。勿論、怪我などの緊急時などは別ですけどね。
それはさておき、講演の内容は多岐にわたり、随所にジョークをおり込んで下さり、時折漫才を聞いているような気にさえなりました(笑)。
ミトコンドリアの話から、人体の細胞の内と外の組織液の組成、ゲルソン療法、結核とがん患者の違い、がん細胞と正常細胞の違い、IPT治療(インシュリン強化治療)、気分管理のお話 等々。
宗像先生が一貫して訴えて下さったのが、「治った人の方法を徹底的に勉強しなさい。医者に任せ過ぎてはいけない。」ということでした。
宗像先生は、西洋医学のがんの治療法である抗がん剤、放射線、手術は、極力避けた方が良いとお考えです。それでも、最近注目されている治療として、 「IPT治療(インシュリン強化治療)」という方法を紹介してくださいました。がん細胞が正常細胞に比べてブドウ糖を取り込む力が非常に強いという特性を生かして、ブドウ糖に通常使用する抗がん剤の1/10を入れてがん細胞のみに点滴する方法とのことです。この方法であれば、正常細胞を傷つけることなく、癌細胞のみ死滅させる効果が発揮できるそうです。
「先生がもし癌になったら、どういう方法で治しますか?」という質問に対して、
「温熱療法 & ゲルソン療法」と言われました。
現代では、結核患者が少なくなりましたが、結核患者とがん患者の決定的な違いは、がん患者は低体温だということだそうです。
つまり、 ①体温を上げる ②栄養を入れる(栄養の中身も大切です。) この2つを徹底的に行うことが治療のポイント !
宗像先生は現在「統合医学医師の会・会長」「統合医学で健康になる会・会長」を務められており、「5年後には日本からがんが消える! 」をスローガンに活動されています。まずは、自分にそう言い聞かせること、宣言することから現実を引き寄せる、そういうことがとっても大事だと言われていました。極めて前向きで、パワフルですね。
後半は、アルファースリーム開発者・大谷憲氏のお話。
大谷氏からも体を温める重要性やミトコンドリアを活性化させる方法などを説明していただきました。
いつもノリがよくジョークが多い大谷氏ですが、残念ながら、この日は宗像先生に軍配があがりました!
病気にならないコツ、克服するコツは、いつも楽しく笑っている! そんなことも伝わってくる講演会でした。
投稿者:高井貴容 更新日:2012年8月30日