「生前葬」という考え方
ホリスティックウェルネスの終活テーマのシリーズ講座
「人・社会・地球環境のWellness(健康増進)の実現 」の理念の下、
弊社では数多くのイベントを開催してまいりました。その数、この六本木移転後の4年間だけで60回を優に超えます。これまでは個々の健康問題を扱うことが多かったのですが、今回のシリーズは初の「終活」を全体テーマといたしました。
とは言え、巷のエンディングノートや身辺整理、お墓のことだけではありません。
ウェルネスの概念を取り入れ、在り方や終末医療にも力を入れています。
一つ、ユニークな概念に「生前葬」の捉え方がございます。
「生前葬」と聴くと皆さんは、「私は生前葬まではできないから、、、」「芸能人ではないから」と敬遠することでしょう。今回の「生前葬」の定義とは死後の葬儀に代わる儀式です。今回、2月11日に講師をいただく葬祭ディレクターであり終活カウンセラーの一言さんから以下のようなコメントをいただきました。
「葬儀社に勤務して4年、私には感じてきた忸怩たる思いがあります。 それは出棺にあたり最後のご挨拶の中に「故人にかわりまして感謝を申し上げます。」というお言葉です。 ご縁をいただいて葬儀の席に集まり、そのことへの感謝を伝える思いはとても優しく神聖だと思います。 思うのは、棺に眠る故人様が心から伝えたかったこと、 果たしてそれは感謝の言葉だけなのでしょうかという事です。 そこで本人が喪主を務める生前葬をご提案いたします。 葬儀は生前葬のみとし、死後は儀式を含めない家族葬を行います。 お世話になった方々へ感謝を伝えることができ、遺族の負担も減らすことができます。」生前に感謝の言葉を自分の言葉で伝えられば、どれほど素晴らしいことか。
悔いのない人生を送るための、生前葬であり、家じまいであり、遺品整理であり、自分史です。
この道のプロフェッショナルが多数揃っていますので、興味あるテーマをお選びください。
特に12月20日(金)はほとんどの講師が集い、全体のオリエンテーションを兼ねた構成となります。
ぜひとも足をお運びください。
投稿者:katahira 更新日:2019年11月26日