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CD『花音(かおん)』 ジャケットより


先日、「魂(たま)ゆらすコンサート」を友人と堪能してきました。タイトルや‘天と地を結ぶエネルシアさんの音霊、歌霊’ということばに魅かれ、たいして下調べもせず、参加してみることにしたのです。

演奏会場は、ホテルの広い会議室。
登場されたのは、ローズレッドの和物を羽織ったエネルシアさん、白の和物のいでたちのアシスタントさん、黒の服を着られたお二人、視力障害のある若い女性の計5人。

まずは、エネルシアさんのお話から始まりました。

決して大きな声ではないのに、しっかりと聞こえてくる言葉の数々。
ゆったりとお話して下さり、お話の内容とそのリズムそのものが、ヒーリングのように感じました。
もともとバイオリン奏者だったエネルシアさんは、今はライアの奏者。海外で出会ったシャーマンのお話や、宮澤賢二のイーハトーブの森で暮らしたこともあるそうです。

いよいよ「ライア(竪琴)」の演奏。初めて聞く楽器です。

実はコンサート前日まで、ライアを演奏されることは知りませんでした。
「ライア」という楽器の名前は、年末にお客様から偶然に聞いていたのです。
「70(歳)の手習いで、ライアを習い始めたの ! 」というお話を聞き、そういう楽器があるんだ~という認識をしていただけなのでした。

見た目は、小さなハープといった感じのものです。演奏しながら、歌ってくれました。
透き通った 優しく 力強い声。オペラ歌手とは全く違う声だと感じました。
オペラ歌手の人の印象というのは、カラダ全体を使って、声を最大限に出しているというイメージがあるのですが、エネルシアさんの場合は、「ライア」を座って抱えながら歌われるのですが、スリムなカラダはほぼ静止しており、声を出されるのにご自身のエネルギーを無駄に使われている感じが全くないのです。
きっと歌い終わられた後も、全く疲れていないのではないかと想像できる程でした。なのに、しっかりと伝わってくるのです。
これは、何なんだろう?  宇宙のエネルギーが入ってきているのか?
歌詞のせいと言うわけでもなく、涙がこぼれそうになりました。これもまた???でした。
隣にいた友人は、終わった後「涙があふれ出てきた」と言っていました。
不思議体験でした。

また、舞も披露していただきました。
ここ数年、何種類かの舞を拝見する機会があったのですが、これまで拝見した物とはまた異なる感じの物でした。



 
コンサートが終わった後、記念に写真を撮っていただきました。

その時、私の着ている幾何学模様調のカーディガンを見られて、「インカ帝国を思わせる柄ですね。」と言われました。
すぐに連想されるという、その感性がすごいです。私など、大きな柄だけど派手過ぎずそこそこ見栄えがするかな、くらいの気持ちで買っただけなのですが・・・。
東洋の文化ばかりでなく、世界の文化の香りもしっかり感じ取られるのですね。



自宅に帰ってきてから、「ライア」や「エネルシア」さんのことを調べてみました。
http://www.enerushia-cosmic-academy.com/
<音姫エネルシア プロフィール> 宇宙と呼霊(こだま)する音メディスン~
そんな音霊・舞霊を扱うメディスンウーマンとも云うべき新世紀型アーティスト
ヴァイオリン奏者、ヴォーカリストとして活躍の後、運命的に「イーハトーブの森」に導かれ、
ライアに出会い、大自然と共鳴し、魂・心・身体の調和を図る音・ボディーワークについての道が開ける。

各地の病院・ホスピス等でも演奏し、ダウン症の子供たちへの治療教育として、ライア指導を行う。
ライア音気功’ 創始。
太極拳を中国上海で学んだ際、老師の助言により太極拳を「平和を伝える舞」として変える「太極舞」を創始。
出雲大社で婚礼の儀式を取りまとめる出雲国造 北島家の霊的血統を引く。
また、世界遺産に指定されている春日大社より、白鹿に乗って神様が降臨されたと言われる奥宮で春日大社の歴史始まって以来、外部の人間として演奏を許される。
(それは巫女(シャーマン)の役割をご神体の神霊から認められた証である。)

*       宮沢賢治誕生100周年記念TV“銀河との交響”主演・音楽担当
* 病院、ホスピスなどの医療関係での音楽治療、ダウン症、自閉症の子どもたちへの治療教育としてのライア指導。
* “日本人の心のルーツ”を現代に、音・舞として蘇らせ、その魂の響きをを伝える和楽コンサート開催。
* 春日大社奥宮、聖徳太子創建の堀越神社の神魂鎮魂祭、大安寺、 橘寺、 天河大弁才天社にて奉納演奏。

<アシスタント 深水弥生さん プロフィール> イギリスの大学院で環境学を学ぶ。
国連インターンとして環境政策に携わった際「個々の魂の平和なくして、真の地球環境の蘇生はない」と痛感、帰国。ひとりひとりの魂に働きかける真理を追究し、それを伝えていくことへ目を向け始めた頃、太極舞考案者エネルシアの宇宙と共鳴する太極舞・音楽に出会い、師事する。
アルトライア、ケルトドラム担当。

<ライア(リラ)> 私たちの知りえる楽器の中で一番古いもの。
その歴史は今から5千年前のバビロニアの時代までをさかのぼる。
昔は、神官しか扱えなかったという、とても神聖な楽器。
病人の治癒等の癒しのために使われたとも言われている。
シュタイナーが生前に、人の細胞に働きかける音は「ライア」が一番いいだろう、と言い残したそうで、現代のシュタイナー教育では頻繁に使われる。
また、アニメ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」の伴奏で用いられたことでも知られる。

 
何物も、それに関わる人がどういう人かによって、伝え方・伝わり方が変わってくるものです。
後でいろいろ調べてみて、驚くべきことばかり。
素晴らしい経歴、崇高なエネルギーの方々の奏でる音霊・舞霊に出会うことができた素晴らしい1日でした。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2013年1月18日


2013年1月14日 東京は大雪


2013年がスタートし、半月が経ちました。スタートは順調ですか?

2013年1月14日、東京は大雪。
久しぶりの雪に、心はワクワク。寒いのは苦手ですが、雪景色を見ると大地も心も洗われる感じがして好きです。

以前、大雪の日にホメオパシーの講座を受けており、寅子先生が「雪は、大地を浄化してくれるんですよ。」と言われた言葉をふと思い出しました。

雪道を歩いてみるのもよし、温かい室内からシンシンと降り続く雪を眺めるのもまたよし。

「新しい年が始まっていますよ ! 新しい自分になりましょう ! 」と合図をしてくれているような気がしました。

2013年は「癸巳(みずのと・へび)、五黄土星(ごおうどせい)」の年。
陰の水性の天の気。巡り来る春を信じて、寒くて厳しい冬を乗り切るかのごとく、‘癸’は十干(※①)の最終ランナーとして、次の十干を生み出す重要な役目を担いという意味があるようです。
※① 十干 : 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素の順列。
「ツボミ」を意味する地の気。‘巳’(み)は動物の象形文字で、今まで冬眠していた蛇が春になって地表に這い出す形を表しており、今まで伏在していたものが外に出て活動を始めるということで、従来の因習的生活に終わりを告げるという意味があるようです。
脱皮という言葉がピッタリですね。

五黄土星 五黄土星が中心になる時、全ての物事が、本来の定位置に戻る !
五黄土星は人間そのもの、生命そのものを担当する星ですので、愛が中心の1年になるようです。

(オーラソーマでは、2013年は「レッド」の年。生きるエネルギーそのものを意味します。体内を流れる血液の色であり、人間の根源的なもの。生命エネルギーや。直感や感情。)

‘癸’と‘巳’が重なった「癸巳」という年 これまでの10年の総決算であり、特に前2年に内在し発生していた問題が、どんどん表面化し活発な行動を始めることが予想され、だからこそ「善かれ悪しかれ新しく局に当たった者が、原理、原則に基づいて企画・政策を立て、一致協力してどんどん実行していかなければならない」年になるといわれています。

歴史の教科書に出てきた「一揆」とは、政治が筋道を失った時に自然に起こる動乱のことでしたよね。そんな意味も含んでいるようです。

六十干支(※②)の丁度真ん中、三十番目にあたる「癸巳」年は時代の分水嶺となり、次世代を産み出すムーブメントを必ず起こすそうな。
それは、十月十日の歳月をかけて成長した胎児が産道を通るように、産みの苦しみと危険も伴い、同時に新しい時代の到来を期待する気運も高まってくることを意味するそうです。
※② 六十干支 : 十干と十二支を組み合わせた60を周期とする数詞。暦などに用いられる。
十月十日をあわせると朝という字になりますね。2013年は伊勢神宮と出雲大社の遷宮が初めて同じ年に行われますが、その朝にふさわしい出来事ですね。

それでは、2013年の時のエネルギーを上手に活用するポイントは? 九星気学では、2013年は9年に1度のリセット年
すべての星が自分の最も居心地のいいお部屋に帰るので、自分らしく伸び伸び過ごすことができる年になるそうです。

この大チャンスの年をうまく利用するには、これまでの9年間で溜め込んできた捨てたいモノ&辞めたい習慣を手放すのがベスト
九星気学上で暦が入れ替わる立春の前日(2013年2月3日)までに不要なモノを整理して、幸せを呼び込むスペース作りをしておくのがポイントらしいですよ。

2013年も、よろしくお願い致します。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2013年1月16日




 









今年の初め、行きたいと思って手帳に書き出していたところに「相田みつを美術館」がありました。年末押し迫った今頃、やっと行って来ました。

相田みつをさんという方を知ったのは、弊社でお世話になっている口腔外科の齋藤道雄先生の歯科医院でした。治療をしていただいている時、いつも目の前にあるカレンダーに書かれた言葉に魅かれていました。ある時先生に尋ねると、相田みつをさんの親族が治療にいらしていて、いただいたものだと話してくださいました。

3.11の震災後「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」のコトバが印象に残り、私の中で、相田みつをさんへの関心が益々強まっていきました。
たった17文字で構成されるこのフレーズに、こころを打たれる人がなんて多いことか・・・。

美術館の中は、たっぷりとスペースがあり、隣の詩を邪魔しないように間隔をおいて様々な詩(コトバ)が飾ってありました。
ひとつひとつじっくりと噛み締めるように心で読みながら眺めていきました。

誰もが持ちうる感情を実に簡潔な言葉で表現されています。それは、巧みという類のものではないように思われます。
人生の苦悩、日々の生活、人との関わり、ひとの迷いや希望、人間の煩悩、ひとの至らなさ、願い 等々。
少しの装飾も感じられませんでした。だからこそ、人々の心に響くのかもしれません。
‘いのちの根’ という表現がいくつかの詩の中にあり、とても印象的でした。
生きることと対話していた相田みつをさんの姿がよく伝わってきました。

相田氏は、道元師の『正法眼蔵』を愛読されていたようです。実物が展示してあり、文字を目で追ってみましたが、私にはすんなり解読するのが困難でした。
「道」を求める心が備わっている人だったのがうかがえました。

以前、WEBで「相田みつをさんの文字が優れているとは思わない。」と中傷めいた感想を述べている方の文が目に留まったことがあります。確かに、お手本になるような文字ではなく、いびつな文字ではあります。それが人間味あふれて、なんともいえない情感をかもし出すのが魅力なんですけどねえ~。
みつを氏が20代の頃書いたという物も映像で拝見しました。多くの賞をいただいたそうです。四角の枠にきちっと収まる文字のお手本のような大変端正なものでした。そういう書家としての道を歩み続けることもできたかと思うのですが、自らの世界を探求したのが、相田みつをさんなんですね。

みつを氏の言葉に触れたければ本を買えばよいのですが、美術館を訪れてよかったなと思ったのは、ビデオ映像を通して生前の姿を拝見し、声をお聞き出来たことでした。お顔や雰囲気などあえてイメージしていたわけではありませんが、意外に厳しい雰囲気をかもし出されていたので驚きました。
それは、きっと、ひとつの道を追求して生きてこられた真摯な眼差しから醸し出される雰囲気だったのだうと思います。

詩の中に観音さまのお話がよく出てきました。私は、仏教とか観音様とかにあまり縁がなく仏像のイメージしかありません。
ミュージアムショップで、観音様の写真をジッーと眺めていると、館長さんが隣の部屋で解説をされている声が聞こえてきました。
「観音さまのように、自分が心の全てを打ち明けられる友がいるかどうか、自分は誰かの観音様になっているかどうか、それを伝えたかったんですよ。」と。ふむふむ。



 
私は、1枚しか上げるあてのないポストカードを4種類買いました。
1枚は、私の観音様である友人に差し出し用。もうじき、長く務めた職場を去ることになっているという友人ですが、新しい道は、まだ明確になっていないという話を聞きました。その友人へのメッセージ。
残り3枚はどうしようかな・・・。

ちなみに、美術館に入館しなくてもミュージアムショップは無料で入れます。いろんな本、カレンダー、ポストカード、手帳、ペン、タオル等がありましたよ。

コトバというものは、使う人の内面を如実に表すとともに、また、人に実に大きな影響を与えるものだと改めて感じています。

投稿者:高井貴容  更新日:2012年12月26日


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