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私がアロマセラピストとして週末に活動したのは、随分と前。
世の風潮も変わり、精油のデータも更新され、臨床データも増えてきます。
ということで、時折、アロマの学びのアップデートをしています。

●精油の安全性
「精油の安全性ガイド(第二版)」という厚さ5㎝程ある専門書が、1年程前に発刊されました。
400種ほどの精油のプロフィールと精油の毒性や誤った使い方を行った時の事例などが記載されています。

今年の春、この書籍の著者:ロバート・ティスランド氏が来日され、出版記念の講演会がありました。
会に参加した人は、どこかのアロマスクールで勉強を終え活動している人、教えている人たちだと思われるのですが、 精油を安全に効果的に使うための学びを更に続けているのです。
私は参加できなかったので、かなり遅くなりましたが、師匠よりまとめを伝授してもらいました。

精油を使うには、皮膚塗布の際の安全性、吸入の安全性、全身に関わる安全性等を配慮する必要があります。

ひとつだけお伝えするとすれば、入浴時の精油の使い方

日頃、WEBや本を見ていて、気になるのが、
「お風呂に精油を○滴、滴下する」という表現。これ、NGです。 ある協会のテキストにも記載があるとの事。修正すべきですね。

精油は水に溶けないので、安全に使うためには希釈して使用するように学んでいるはずですが・・・。
ましてや、高温で肌に直接触れるなんてのは、刺激やアレルギーのもとになりかねません。

それでは、何で精油を水に分散したり、水に溶解すればいいの?   ↓ 精油用の乳化剤か植物油です。

精油の乳化剤

精油の乳化剤


 
 











ティスランド氏によれば、
「一般的に推奨されているアロマテラピー入浴用(分散)基剤は、思いのほか効果がないものも存在する」とのこと。
具体時には━
粉末:ベーキングソーダ、コーンスターチ、エプソム塩、卓上塩
液体:アロエベラ、成分無調整牛乳、グリセリン、ウィッチヘーゼル、ウォッカ

なかなかシビアですね。
私、乳化剤も使いますが、時折ウォッカも使用してました。反省。

安全にアロマ風呂を楽しみましょう!


●精油の電子座標
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精油成分をグラフに表わしたもの。親水性・疎水性、活性・鎮静の傾向が一目でわかって、
知らない精油でも成分がわかれば、ある程度の作用が想像できます。

写真はフランスの本ですが、私が過去に学んだのは勿論日本語で。
精油の分析機器の進化で、分布図が変わってきているとの事。

これから公表されていくようで、興味深々です。

 
●精油の過度な広告 近年、精油のビジネスプランなどを提示して、アロマを普及している会社が目につきます。
そのような商品に関わっている人のよくある発言↓
「高品質で飲用できる精油を扱っているんです。」???
「毎日、コップに落として飲んでいます。」???

1回では症状がでなくても、蓄積され遅延性過敏症へと繋がってしまいます。
アレルギー反応を一度起こしてしまうと、脱感作は難しいと言われています。
比較的作用が穏やかと言われているラベンダーやティートリーでさえ。
内服に限らず、塗付や吸引も。

「アメリカ食品医薬品局 FDA」は、精油を販売するメーカー2社に
連邦食品・医薬品・化粧品法に反し、医薬品として認可を受けていない自社の精油で、
複数の病気の治療・改善が可能であるとマーケティングしていると指摘。
是正するように警告文を出しています。(2014年)

国際アロマセラピストプロフェッショナル連盟のSNS(2019年11月29日)に
精油の間違った使い方への注意を喚起する日本語訳インフォグラフィックがアップされていました。

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アロマテラピーは、私たちのカラダをより健康に導き、生活を豊かにしてくれるものです。
選べる楽しさもあるし、心もこめられるし、幸せにもなれる。 使い方さえ間違えなければ。
 
 
 
 
 
 

投稿者:高井貴容  更新日:2019年11月29日

「アイマスク」の販売を終了させていただきました。

ご愛顧、ありがとうございました。

 

投稿者:高井貴容  更新日:2019年11月27日

ホリスティックウェルネスの終活テーマのシリーズ講座

「人・社会・地球環境のWellness(健康増進)の実現 」の理念の下、
弊社では数多くのイベントを開催してまいりました。その数、この六本木移転後の4年間だけで60回を優に超えます。

これまでは個々の健康問題を扱うことが多かったのですが、今回のシリーズは初の「終活」を全体テーマといたしました。

とは言え、巷のエンディングノートや身辺整理、お墓のことだけではありません。

ウェルネスの概念を取り入れ、在り方や終末医療にも力を入れています。

一つ、ユニークな概念に「生前葬」の捉え方がございます。

「生前葬」と聴くと皆さんは、「私は生前葬まではできないから、、、」「芸能人ではないから」と敬遠することでしょう。
今回の「生前葬」の定義とは死後の葬儀に代わる儀式です。今回、2月11日に講師をいただく葬祭ディレクターであり終活カウンセラーの一言さんから以下のようなコメントをいただきました。
葬儀社に勤務して4年、私には感じてきた忸怩たる思いがあります。
  それは出棺にあたり最後のご挨拶の中に「故人にかわりまして感謝を申し上げます。」というお言葉です。
  ご縁をいただいて葬儀の席に集まり、そのことへの感謝を伝える思いはとても優しく神聖だと思います。
  思うのは、棺に眠る故人様が心から伝えたかったこと、 果たしてそれは感謝の言葉だけなのでしょうかという事です。
  そこで本人が喪主を務める生前葬をご提案いたします。
  葬儀は生前葬のみとし、死後は儀式を含めない家族葬を行います。
  お世話になった方々へ感謝を伝えることができ、遺族の負担も減らすことができます。」
生前に感謝の言葉を自分の言葉で伝えられば、どれほど素晴らしいことか。
悔いのない人生を送るための、生前葬であり、家じまいであり、遺品整理であり、自分史です。

この道のプロフェッショナルが多数揃っていますので、興味あるテーマをお選びください。

特に12月20日(金)はほとんどの講師が集い、全体のオリエンテーションを兼ねた構成となります。

ぜひとも足をお運びください。

40代からはじめる明るい終活

40代からはじめる明るい終活

投稿者:katahira  更新日:2019年11月26日

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